新*今日の漢字* 「盟」
今朝は朝から雨が降っています。
目が覚めると、朝からは珍しく、モモがバルコニーへ出たいとアピールをしました。
「モモちゃん雨だからね」と支度を整えて1階へ降りると・・・
猫たちのお水が空っぽでした。
新しいお水を入れると・・・
しばらく一心不乱に飲んでいました。
昨夜、確認すればよかったと反省しています。
では・・・
新*今日の漢字*
「盟」 音読み メイ 訓読み ---
画数 13画 部首 皿
では常用字解で調べてみましょう。
会意 明と血とを組み合わせた形。
明は窓から月明かりが入りこむことをいい、その窓の所に神を祀(まつ)った。
神の前で血を歃(すす)って誓うことを盟といい、「ちかう、ちかい」の意味と
なる。
周代には何か重大な疑惑のあるとき、盟誓して潔白を誓い、また諸侯が十二年に
一度会して互いに盟(ちか)う定めであった。
盟約の約は縄などを結んでその結び目の形や数で約束の内容を示すこと。誓は
神聖なものとされた矢を折る所作(しょさ(しぐさ))をして神に誓うことを
いう。
春秋(しゅんじゅう)時代(紀元前八世紀~前五世紀)の晋(しん)の都の跡か
ら発見された侯馬盟書(こうばめいしょ)は玉や石に朱書・墨書したもの約五千
片を数えるが、主として一族内部の協力を盟誓したものである。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
会意 明と血とを組み合わせた形。
明は神明。
その前で牲血を歃(すす)って盟(ちか)うことをいう。
[説文]七上 に正字を めい(上下に囧+皿)に作り、「周禮(しゅうらい)曰
く、國に疑はしきあるときは、則ち ちか(上下に囧+皿)ふ。諸侯再び相與
(あいとも)に會す。十二歳にして一たび ちか(上下に囧+皿)ふ。北面し
て天の司愼・司命に詔(つ)ぐ。ちか(上下に囧+皿)ふときは牲を殺し血を
歃り、朱盤玉敦(しゅばんぎょくたい)、以て牛耳を立つ。囧(けい)に從ひ、
血に從ふ」とし、重文として篆文・古文各一字を録する。
[説文]は[周礼、秋官、司盟][周礼、天官、玉府]および[左伝]の文による。
血盟をいう字であるから、下部は血に従う形がよい。
[説文]は囧に従う意を説かないが、囧は窓の形で、月明の入るところであり、そこ
に神明を祀(まつ)った。
神明に誓う意であるから、篆文・古文の字はみな朙(めい)・囧・明に従う。
金文の字形も同じ。
[釈名(しゃくみょう)、釈言語]に「盟は明なり。其の事を神明に告ぐるものな
り」という。
[周礼、春官、詛祝]は盟詛(めいそ)のことを掌掌(つかさど)るものであるが、
大事を盟、小事を詛という。
いずれも神に誓うて自己詛祝(そしゅう)をするもので、その文書を載書(さい
しょ)という。
・・・中略(文献例)・・・
晋の定(てい)公十五年、韓(かん)氏がその主盟と考えられるもので、三晋
分立のときにあたる。
この盟書坑には、璧(へき)などの玉器を坑蔵していることもあり、それは神に
誓うためのものであろう。
獣牲を用いるにしても、玉器を用いるにしても、いずれも盟誓とは、神に対し
て、誓うという行為であり、神に対して捧げられるものであった。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「盟」は今は下部が皿になっていますが、本来は「明と血とを組み合わせた形」だったよう
ですね。
「明」は「囧と月」の形で「囧」は窓の形。
窓に月あかりが入るところに「神」を祀り、「神の前で血をすすって誓う」ことを「盟」と
いうのですね。
「ちかう、ちかい」の意味に用いられるのですね。
さて今日の一枚は・・・
本日のプラレールのコースです。
湘南モノレール(釣り下げタイプ)とディズニーリゾートライン(上乗せタイプ)と通常のプラレールを組み合わせました。
ちゃんと走れるかは疑問ですが・・・
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