新*今日の漢字*「曹」
今日はまた曇り空になりました。
実家は7月のお盆なので、今日お墓参りに行きます。
では・・・
新*今日の漢字*
「曹」 音読み ソウ 訓読み ーーー
画数 11画 部首 曰(いらび いわく)
会意 もとの字は(上部が東+東)で、音符は そう(東+東)です。
そう(東+東)と曰(えつ)とを組み合わせた形です。
なお、東は橐(たく(ふくろ))のもとの字です。
東が方位の名の「ひがし」の意味に用いられるようになって袋の意味を保存するために石(とう
(石(せき)に宕(とう)の音があります))の音を加えた橐の字が作られたそうです。
古い時代には裁判を求めるときは、原告・被告の双方は束矢(そくし(束(たば)ねた矢))・
鈞金(きんきん(金三十斤(きん)))提出し、もし誓約にそむくときは神罰を受けますという
宣誓をして裁判が開かれたそうです。
東(ふくろ)には束矢・鈞金が入れられ、曰は「さい(神への祈りの文である祝詞を入れる器)」の
中に祝詞が入れられている形で、口(さい)を供えて宣誓したそうです。
曹は裁判に必要な条件がそろって裁判が開始されることを示す裁判用語であり、裁判をつかさどる人を
意味したそうです。
それで「つかさ、法曹(法律家。裁判官・検察官・弁護士など)」の意味となります。
また、その関係者を合わせて「ともがら」の意味にも用います。
のち曹は官庁用語となり、曹局(役所の事務室)・曹司(役人の詰所)・曹署(官署)のように
いいます。
曹司は日本では女房部屋をいう語になったそうで、まだ独立していない部屋住みの貴人の子を
御曹司(おんぞうし)といいます。
参考資料(白川静 常用字解 平凡社)
さて今日の一枚は・・・
夜寝るために私が3階へ上がって行くのを待っている猫たちです。
本当はもう少し下の段にお姉さん猫のモモが居たのですが・・・
暗くてシャッタスピードが遅かったのでどこかへ行ってしまい・・・
改めて真ん中猫のフクと末っ子猫のいちごだけ撮りました。
フクはまめまめしく私を先導してくれます。
それに比べて・・・いちごの脱力感が対照的です。
あらあら?磨いても居ない階段にいちごの目が写っていますね。
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