新*今日の漢字* 「下」
昨日までの寒さがおさまり、心地よい日が返って来ました。
と、思っていたら・・・
夕方に雨が降ってきました。
そういえば・・・
朝の気象情報で「神奈川は夕方、所によって通り雨があります。」
と、言っていたのを思い出しました。
さて・・・
新*今日の漢字*
「下」 音読み カ ゲ 訓読み した しも もと さ(げる がる)
くだ(る す さる)お(ろす りる)
画数 3画 部首 一
指事 掌(てのひら)を伏せ、その下に指事の点をつけて掌の下を示し
「した」の意味を示す。
(白川静 常用字解 平凡社)より。
甲骨文(甲骨文字)では上の直線が「⌒」このように弧を描き、
その下に短い「‐」を加えた形に書かれていたようです。
上の「⌒」が掌(てのひら)を・・・
その下の短い「‐」が「こちら側ですよ。」を表していたのですね。
それが次の金文の頃には上が「一」で下が短い「‐」・・・
つまり漢数字の「二」が逆さまになったような字になります。
そして、時が流れ、篆文(てんぶん)と言われる時代には
「T」に似たような字になります。
遠い昔、一つの意味をもつ文字がいろいろな書かれ方をされていたそうですが、
それを大きく一つにまとめさせたのは「秦の始皇帝」だそうです。
余談ですが・・・
今朝の5時15分頃の空の写真です。
朝日が顔を出す寸前の輝きでしょうか。
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