新*今日の漢字* 「青」
昨日ほどではないにしろ、今日も暑かったですね。
今日も朝9時頃から夕方5時頃まで外孫を預かりました。
外孫のご機嫌はわりと良く、子守としては助かりました。
では・・・
新*今日の漢字*
「青」 音読み セイ ショウ 訓読み あお あお(い)
画数 8画 部首 青
形声 元の字は靑に作り、音符は生。
金文の字形では、上部は生であった。
下部の丹は丹を採取する井戸の形で、青丹(青の丹)・朱丹(朱の丹)は
その井戸から採取された。
丹は硫黄を含む土石で絵の語の材料となった。
丹には各種の色のものがあり、[山海経(さんかいきょう)]には白丹・青丹
丹雘(たんわく)・青雘(せいわく)の名がみえる。
青色の絵の具はこの丹を材料として作られた。
「青」は「あお、あおい」の意味に用いられる。
「朱(あか)」は朱砂(しゅさ)(水銀の硫化鉱物)を原料として取られた色で
青も朱も鉱物質のものでるから変色せず、器の聖化などに用いられている。
生は草の生え出る形で、草の色は青に近い色である。
(白川静 常用字解 平凡社)より
「あおによし、ならのみやこの・・・」という枕詞がありますが、この「あおによし」が
「青丹(あおに)よし」と書くそうです。
青丹を調べてみると、「色名の一つ。この場合の青は緑のこと。丹は土を意味し、
この場合は緑みのある土の色をさす。一般に顔料となる岩緑青(いわろくしょう)のこととされ、
奈良が産地として有名。(中略)
ただし岩緑青は洋名でいうとマラカイトグリーンだが、青丹はそれよりもくすんだイメージの色。」
(コトバンク)より
色の表現は古い時代と少し違うところがあるようですね。
これはまた長くなってしまうので、またの機会にします。
では今日の一枚は・・・
雑草に紛れていますが、赤く実ったヘビイチゴです。
ちょっとギョ!とするネーミングですね。
この実は食べても害はないそうですが、おいしくないそうです。
クワ、タワラグミ、野イチゴ、雪の下の葉、野蒜(のびる)いろいろ食べたことはありますが・・・
このヘビイチゴはネーミングのせいでしょうか、食べてみようと思ったことがありません。
でも雑草の中にかわいいアクセントになっています。
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