新*今日の漢字* 「早」
今日、幼稚園の年中の孫は朝の7時前から1階に降りてきて粘土で遊び、登園しました。
小学2年生の孫は先日の運動会の代休で今はのんびり私のそばでユーチューブを見ています。
では・・・
新*今日の漢字*
「早」 音読み ソウ サッ 訓読み はや(い まる める)
画数 6画 部首 日(ひ)
仮借(かしゃ) 「説文」七上 に「晨(あした)なり。日の甲上に在るに従う」とするが
その甲上の意味も明らかでなく、「説文」はその字形を失しているようである。
*字は匙(さじ)の形で、その柄をつけた全形は是であり、匙(し)の初文。
[石鼓文(せきこぶん)、作原石]の草の字形は[呉人石]の是の形に従うている。
日の早晩とは、もと関係のない字であるが、その音を仮借して蚤(そう)(早)の
意に用いる。
早をその初義において用いることは全くなく、從って字は仮借として扱うのがよい。
早の意には、蚤を仮借して用いることもあり、
・[詩、豳風(ひんぷう)、七月]「四の日(二月)其れ蚤(はや)し」、
・[儀礼(ぎらい)、士相見礼(しそうけんれい)]「日の早晏(そうあん)」の
(鄭玄(じょうげん)注)に「古文、~早を蚤に作る」、
・[孟子、離婁(りろう)、下]「蚤(はや)く起(お)く」などみなその例である。
中略
早朝の意より、すべてことの速やかなる意に用いる。
では常用字解を見てみましょう。
仮借 匙の形。匙のものをすくう部分の形で、柄の部分をつけると是の字となる。
匙のものを掻き取る部分が早であるから、早と蚤(そう)とが通用するので
あろう。
古文の早を蚤としるす例があり、[孟子、離婁(りろう)、下]に
「蚤(はや)く起(お)く」と蚤を用いる。
早はさじの意味に用いることはなく、その音を借りて「はやい、あさ、わかい」
の意味に用いる。
これで分かるようになりました。
私のレベルでは常用字解の方が分かりやすいのですが、字統を読んでその言葉使いや説明に
慣れ親しんで、いつか、普通に理解できるようになれるように努力をしていきたいと思います。
では今日の一枚は・・・
先日ピンクの花(写真では色が良く出ていませんでしたが)を咲かせていた、ブラックベリーが
小さな果実になりました。
これから、もう少し大きくなって、赤く色づき、そして黒く色が変わると食べ時です。
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