新*今日の漢字* 「草」
今日は1階のリビングと息子夫婦の寝室のクーラーの洗浄があったので、
何となく落ち着かない一日でした。
では・・・
新*今日の漢字*
「草」 音読み ソウ 訓読み くさ
画数 9画 部首 くさかんむり
形声 声符(音を表す部分)は早。
「説文」一下 に皁(そう)に従う字とし、とちのみの意と解し、
草をその一体の字とするが、草は艸(くさ)の意に用いる。
雑草は無用蕪穢(ぶわい)のものであるから、草芥(そうかい)・
草莱(そうらい)・草穢(そうわい)という。
草創の意に用いるのは、草昧(世のはじめ)のときよりことを
はじめるからである。
それで詩文の原稿を草稿という。
早手に書く字を草書、倉卒(そうそつ)にことを成すさまを草次(そうじ)と
いう。
在野を草茅(そうぼう)草莽(そうもう)、草ぶきの庵を草盧(そうろ)・
草庵(そうあん)という。
以下略
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
まず、言葉を調べたいと思います。
草芥(そうかい) :雑草とごみ。転じて、不要のもの。くず。
草莱(そうらい) :雑草の茂った土地。荒れはてた地。また、草深い田舎。
草穢(そうわい) :雑草で荒れる。
倉卒(そうそつ) :忙しく慌ただしいこと。あわてて事を行うこと。
次に「常用字解」をみてみましょう。
形声。 音符は早(そう) 早は匙のものをすくう部分の形。
草は艸(そう(くさ))と同じ意味に用い、古くは艸の字を使用した。
草原(草の生えている原)・草莱(生い茂った雑草)・山草(山に生えている草)
のようにいう。以下略
(白川静 常用字解 平凡社)より
草は草である、という事ですね。
では今日の一枚は・・・
ユキノシタと一緒に生えているシダです、名前は分かりません。
でもきれいなので、時々花と一緒に花瓶に収まります。
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