新*今日の漢字* 「木」
今日は久々に外孫を預かりました。
ハイハイも上手になりましたが、今日は明け方からご機嫌が悪かったらしく、
口をへの字にしながら泣く準備をばかり・・・
1時間ちょっと昼寝をしたら、上機嫌になって笑顔をふりまきました。
乳児でもいろいろあるんでしょうね。
では・・・
新*今日の漢字*
「木」 音読み ボク モク 訓読み き こ
画数 4画 部首 木
では常用字解で調べてみましょう。
象形 枝のある木の形。
上の枝は上に向かい、下にある枝は垂れ下がっている。
「き」をいう。
木は素材としての木をいうことが多く、樹は植樹した木、立ち木をいう。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
象形 枝のある木の形。
[説文]六上 に「冒(おほ)ふなり。地を冒ひて生ず。東方の行なり」という。
[釈名(しゃくみょう)、釈天]にも「木は冒ふなり」とあり、当時の音義的解釈で
あるが、卯(ぼう)字条 十四下 にも「冒ふなり、二月、萬物血を冒(をか)して出づ」
とするのと同じ。左右に傍出するものは、みな枝とみてよい。
朴(ぼく)と通用し、[論語 子路(しろ)]「剛毅朴訥(ごうきぼくとつ)」
[漢書(かんじょ) 周勃伝(しゅうぼつでん)]「木強敦厚(ぼくきゃうとんこう)」
など、みな朴の義である。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
木の場合はほぼ見たままなので意味的な変化は少ないようですね。
常用字解での「木」と「樹」説明は言われてみれば、なるほどね。という感じですね。
今後は気を付けて使っていきたいと思います。
ちなみに「朴」の字は木の皮をはぎ取る意。そのまま彫飾を加えない物。
素朴(そぼく)の朴の字ですね。
では今日の一枚は・・・
乳児にもいろいろあるのでしょうが、猫にもいろいろありそうな・・・
勉強をしている私への抗議でしょうか?
「もっと私と遊んで!」猫の背中が訴えている様です。
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