新*今日の漢字* 「本」
昨日に引き続き外孫を預かりました。
娘と孫を車に乗せて、最寄りの駅まで行き、娘を下した途端・・・
孫は大声でに泣き出しました。
我が家まで15分大声で泣き通しました。
今日もまた・・・と思っていましたが・・・
家に帰ったら昨日の写真の三毛猫がお出迎えしてくれました。
するとどうでしょう・・・
急にニコニコして追いかけ始めました。
猫好きは本当に遺伝するようです。
では・・・
新*今日の漢字*
「本」 音読み ホン 訓読み もと
画数 5画 部首 木
では常用字解で調べてみましょう。
指事 木の下の部分に肥点(●)を加えて、指示的な方法で木の下部、木の根元を示す。
それで「ねもと、もと、もとい」の意味となり、物事の「はじめ」の意味に用いる。
のち書物を一本・二本とよび、「書物、ほん」の意味に用いる。
木の上部に肥点を加えて、木の末端(こずえ)を示す字は末であり、
あわせて本末(もとと、すえ、始めと終わり)という。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
指事 木の下部に肥点を加えて、指示的な方法で木の根もとを示す。
[説文]六上 に「木下を本と曰ふ」とあり、木の下に一を加えた形とするが、
もと木の根もとを示す形であった。
卜文・金文に用義例は見えないが、本末・本支のように対称し、
基本・正統の意に用いる。
のち書物をいう。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
説文解字では「一」を加えたと述べているのは、参考にした篆書がその形だったようです。
その篆書より前の次代の甲骨文字が見つかり、違う形であったことが分かったのですね。
また、私たちは「本」と書いたら一番に思い浮かべるのは書物の本ですね。
これは後から定着した意味の方だったのですね。
では今日の一枚は・・・
以前紹介した「墨田の花火」という紫陽花(あじさい)時間が経つにつれて
色合いが変わってきました。
白い花と水色の花があります。
でも紫陽花の本当な花は・・・
普通、花びらに思われる中心にある小さなものですが、これはよく見えませんね。
この写真では真ん中辺りにある小さな青い花が本当の花です。
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