新*今日の漢字* 「立」
今日は最寄り駅までお中元の申し込みや買い物に出かけました。
最近、通過はしても買い物をする時間はなく本当に久々な感じでした。
孫に踏まれて壊れた老眼鏡を新調したり、
100均で漢字の勉強に使う漢字練習帳を買ったりと満喫しました。
では・・・
新*今日の漢字*
「立」 音読み リツ リュウ 訓読み た(つ) た(てる)
画数 5画 部首 立
では常用字解で調べてみましょう。
会意 大と一とを組み合わせた形。
大は手足を広げて立つ人を正面から見た形。
一はその立つところの位置を示す。
立は一定の位置に立つ人の形で、「たつ」の意味となる。
その立つ場所を位(くらい)といい、立を「位につく、のぞむ」の意味にも用いる。
金文には立を位(立つ場所。くらい)、涖(り)・莅(り)(のぞむ)の意味に
用いている。
設立(新しく制度や組織なっどを作ること)・創立(会社・学校などの団体・組織
などを始めて作ること)のように、「つくる」の意味にも用いる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
会意 大と一とに従う。大は立つ人の正面形。一はその立つところの位置を示す。
立は一定の位置に立つ人の形で、それで金文には立つという動詞と位という
名詞に用いる。
[説文]十下 に「住(とど)まるなり」とあり、一定の所に立つ意とする。
金文に「中廷に立つ」、また「立(位)に卽(つ)く」と両義に用いる。
立の原音はその両音を含むものであろう。
[周礼(しゅうらい)、春官、小宗伯(しょうそうはく)]「建國の神位を掌(つかさど)
る」の[鄭玄(じょうげん)注]に「故書に位を立に作る」、
また[鄭司農(ていしのう)注]に「立は讀みて位(ゐ)と為す」という。
また涖(り)にも作り、[周礼、春官、肆師(しし)]「牲を社宗に用ひ、則ち位を爲す」
の[鄭元注]に「故書に、位を涖と爲す」とみえる。
金文では斉(せい)器の紀年に「國差(こくさ)、事に立(のぞ)むの歳」のようにいい
涖(り)の義に用いる。
秦の[泰山碑(たいざんひ)]に「皇帝、立に臨む」と、立をなお位の義に用いている。
ものをはじめることを立案・立法・立制、時期のはじめを立春、また意見を述べることを
立言・立論、人格・信条の基調を確立することを立徳・立命という。
[史記、項羽(こうう)紀]「立ちどころに曹無傷(そうむしゃう)を殺す」、
欧陽脩(おうようしゅう)[蒼蠅(そうよう)を憎むの賦]「立ちながらいねて顚僵
(てんきゃう)す」などは、みな副詞の用法である。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
立は「たつ」だけではなく、「くらい」「のぞむ」「つくる」「もののはじまり」等いろいろな
意味があるのですね。
では今日の一枚は・・・
本日新調した眼鏡です。
あまりこだわりが無いので、店員さんに言われるがまま紺色のフレームを選び・・・
レンズの都合で別の店員さんに言われるがままに変更しました。
実際のところレンズの横幅が少しだけ狭い方になったということですが・・・
写真ではほぼ黒いフレームになっていますね。
0コメント