新*今日の漢字* 「回」
今日も朝から良すぎる天気で1階リビングも30度越えとなりました。
3階の私に部屋は大変なことになっていると思いますが、今は行きたくありません。
では・・・
新*今日の漢字*
「回」 音読み かい え 訓読み まわ(る す)
画数 6画 部首 口(くにがまえ)
では常用字解で調べてみましょう。
象形 淵(ふち)などでぐるぐるまわる水の形。
それで「まわる、まわす、めぐる」の意味となり、まわることから、「かえる」の
意味ともなる。
淵(えん(ふち))も水がぐるぐるまわって流れる形を示す字である。
水がぐるぐるまわりながら流れることを洄(かい(めぐる))回がそのもとの字である。
孔子の高弟の顔回は字(あざな)子淵という。
当時の人の名と字(あざな)とは、回と淵がともに水がぐるぐるまわるという意味の字で
あるように、関連のある字を選んでつけた。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
象形 水の回流する形。ものの回転する形に象(かたど)るが、古文の字形によると、水の回流
する形である。
[説文]十一上 に「淵(えん)は回(めぐ)れる水なり」とあり、
[荀子(じゅんし)致士(ちし)]に「水深ければ則ち回(めぐ)る」という。
淵(ふち)をなして水の回流する意で、孔門の顔回(がんかい)は
字(あざな)子淵(しえん)、名と字と相応じて、いわゆる名字対待(めいじたいたい)
である。
水の回(めぐ)る義より、すべて回転するものの義に移して、
[詩、大雅、雲漢(うんかん)]「倬(たく(大))たる彼(か)の雲漢(天の川)
天に昭回す」のようにいう。
転回・旋回・回復・回避の義、巡回・回数、また回曲・回邪・回違・
回遹(かいいつ(誤る。よこしま)などの意となる。
[詩、小雅、小旻(しょうびん)]に「謀猶(ぼういう)、回遹す」のように、早くから
その用例がある。
回に従う字に洄(かい)・廻(かい)・徊(かい)などがあり、みなその声義を
承けている。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
まず、名字対待(めいじたいたい)名字は「名前」と「あざな」。
対待は「互いに関係し合っていること」だそうで、調べてみれば、なるほど、ということでした。
回の部首は「口(くち)かな?」「囗(くにがまえ)かな?」と調べる前に想像していたのですが、
「くにがまえ」の方でしたね。
子どもの頃あまり勉強をしなかったので、部首になると「?」がいっぱいです。
朝6時ごろから小学生の孫が降りてきて遊んでいましたが、午後からは息子夫婦も主人も外出し、
猫たちもどこかで昼寝をしているので、のんびりとパソコンをしています。
では今日の一枚は・・・
天然石シリーズです。
アメシストのクラスターといわれるものです。
よく見れば、玄関に置きっぱなしのクラスターほこりまみれでした、
今度洗ってあげなくてはいけませんね。
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