新*今日の漢字* 「丸」
今日は先日行った陶芸の体験教室の作品が焼き上がったというので引き取りに行ってきました。
行きはバス停4つ分と上り坂を歩きで10分ぐらい、帰りは健康のためにずっと歩いて帰りました。
では・・・
新*今日の漢字*
「丸」 音読み ガン 訓読み まる まる(い める)
画数 3画 部首 、(てん)
では常用字解で調べてみましょう。
象形 弓の弦にまるい弾(たま)をあてがった形。
これを弾(ひ)いて弾(たま)を弾(う)つので弾丸(古代中国ではじき弓のたま)
という。
弾は丸い形のものであるから、小さな「まるい」形のものを丸という。
その形にした薬を丸薬、コロコロころがることを丸転という。
弓に用いるたまを弾丸、銃に用いるたまを銃丸といったが、いまは弾丸を銃丸の意味に
使う。
国語では「まる、まるい」とよみ、丸呑み(ものをかみくだかないでそのまま飲み込む
こと、また、全部を飲み込むこと)、丸焼き、地球は丸いのように使う。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
象形 弓弦(ゆみづる)にまるいたまを充(あ)てている形。
これをひいて弾(はじ)くので弾丸という。
[説文]九下 に「圜(ゑ(え)ん)なり。傾側(けいそく)して轉(てん)ずる者。
反仄(はんそく)に從ふ」と仄の反文であるとするが、それでは「たま、まるい」の
意はえられない。
卜文に、弦に小さな丸を充てている字形があり、それが字の初文であろう。
[左伝、宣二年]に晋(しん)の霊公が台上より外を通行する人を弾(う)ち、丸を避ける
様子をみて楽しんだという話がみえるが、その丸は弓で飛ばせたものであろう。
弾丸の意からすべての丸いものをいい、薬に丸・散・膏・丹(たん)の別があり、粒状に
練ったものを丸薬という。
国語では球状のもの、自然のままの全体を意味し、丸呑み、丸焼きのようにいう。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
弾丸はもともと「弓に用いる弾(はじ)く小さなたま」だったのですね。
今では大きくても、小さくても丸ですが、本来は小さいものだったようです。
午後から気象情報の言っていた通り、雷の音と雨が降ってきました。
では今日の一枚は・・・
できあがったごはん茶碗と蕎麦猪口(そばちょこ)です。
釉(うわぐすり)も選べたので大好きなトルコブルーと少しピンク色っぽい白を選びました。
先生が修正してくださったので美しくできました。
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