新*今日の漢字* 「弓」
今日から地元の子ども会主催のラジオ体操が始まりました。
小学生の上の孫は学校からラジオ体操のカードをもらったのですが、
会場が遠く、以前子ども会のお手伝いをしていた主人があちらこちらにご挨拶がてら
孫を連れて行くことになりました。
では・・・
新*今日の漢字*
「弓」 音読み キュウ 訓読み ゆみ
画数 3画 部首 弓
では常用字解で調べてみましょう。
象形 弓体の形。古い字形には絃(げん)を張った形のものもある。
弓・九・丩(きゅう)などは、みな弓なりに、力を加えてまがるという意味があり、
擬声語(音や聲をまねた語)として一系列の語であろう。
躬(きゅう(からだ))は背骨が少し弓なりであるから、弓を加えている。
射(いる)の身の形となっている部分は、もと弓に矢をつがえた形で、射は手(寸)で
弓を射るの意味である。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
象形 弓体の形。
[説文]十二下 に「窮むるなり、近きを以て遠きを窮むる者なり」(段注本)と、
弓・窮の音の通ずることを以て説き、[釈名(しゃくみょう)、釈兵]には「之(これ)を
張ること穹隆(きゅうりゅう(ドーム型))然(ぜん)たり」と穹の音で解する。
[詩、秦風、小戎(しょうじゅう)]に「膺(よう)・縢(とう)・興(こう)」と、
また、[魯頌(ろしょう)、閟宮(ひきゅう)]に乗・(じょう)・縢(とう)・膺(よう)
・懲(ちょう)・承(しょう)と韻しており、その古音は蒸韻(じょういん)に属して
いる。
卜文に弦を張った形にしるし、金文の図象も同様であるが、金文の字形には弓体のみで、
弦の形をしるさぬものが多い。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
字統で出てきた釈名は後漢の時代のもので、詩(詩経)は金文の時代にもなる周の時代でものです。
周は紀元前1046年から紀元前249年、後漢は紀元後25年から220年この間に韻が変化したというこ
とですね。
ちなみに説文解字は紀元後100年に作られました、まさに釈名の作られた時代のものです。
では今日の一枚は・・・
新しい写真がないので、手作りのアクセサリーです。
ベルフラワーのピアスです。
0コメント