新*今日の漢字* 「牛」
一昨日の写真で、猫だというのに暑さのために伸び切ってしまった「いちご」。
決してぐーたら猫ではないんです。
実は昨晩、息子家族の寝室に小さなクモが出没しまして・・・
息子は仕事の中で居らず、虫嫌いな家族は大騒ぎとなりました。
そんな中、下の孫が虫取り網を持って部屋に戻り、無事網の中に。
そこで動くもの大好きなハンターいちごが登場したそうです。
ママさんは猫パンチを期待してクモの前に置くと・・・
意表をついて、マウス(口)攻撃!
一撃?でクモの姿は無くなり、いちごのお腹の中へ。
では・・・
新*今日の漢字*
「牛」 音読み ギュウ 訓読み うし
画数 4画 部首 牛
では常用字解で調べてみましょう。
象形 正面から見た牛の形。前から見た羊の形と同じ書き方であるが、羊に比べて角が
大きく書かれている。
角の間の縦の線が体で、角の下のV字形や横線は牛に特徴的な腰の骨が突起している形を
表している。
古代の中国では牛は羊や豕(ぶた)などとともに祭祀(祭り)のときに供えられる犠牲
(いけにえ)として使われ、最も重要な犠牲とされた。
「牛をにる鼎を作る」という文の鋳込まれた高さ数十センチの大きな鼎(てい(もと
煮炊き用のうつわで、祭器として用いる))とよばれる青銅器がある。
牛は体が大きいので二つに分けることもあったらしく、牛を真中で二つに分けることを
半(わかつ、半分)という。
それでもその肉は胖(ゆた)かであった。
諸侯が集まって誓いの儀式(会盟)をするとき、牛の左耳を切り、その血をすすって
誓ったので、会盟の司会をすることを、牛耳るといった。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
象形 牛を正面から見た形。
[説文]二上 に「大牲なり」とし、「角頭三、封(ほう)尾の形に象る」という。
封とは牛に特徴的な腰骨墳起の状をいうものであろう。
卜文はその部分をVにかき、金文に至っては横線の形とする。これを横線としたのは、
あるいは牛耕のことと関係があるかもしれない。
殷・周を通じて牛は犠牲のもとも重要なものとされ、
[礼記(らいき)、曲礼(きょくらい)、下]に祭祀用語として牛を一元大武という。
元は首、武は足の意。
盟誓のときには、牛の左耳を取ってその血をすすったので、盟誓を司会することを、
「牛耳を執る」という。
以下略
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
すみません、眠くなてしまいました。
では今日の一枚は・・・
昨日のお手柄に気をよくしたのか、獲物を狙っているいちごです。
テーブルの上から天井に張り付いている虫を見つめています。
あれは無理かな?
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