新*今日の漢字* 「近」
今日も朝から雨模様です。
昨日の午後から夕方には大雨洪水警報と雷注意報が出されました。
そんな中ではありますが、実家へ行こうと思いますので早々の書き込みとなりました。
では・・・
新*今日の漢字*
「近」 音読み キン 訓読み ちか(い)
画数 7画 部首 しんにょう
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は斤(きん)。斤は鉞(まさかり)の類で、古い字形では、止(足あとの
形で、足)と斤とを組み合わせた形である。
往は王(王位の象徴である鉞の頭部の形)の上に之(し(足あとの形で、
行くの意味))を乗せ、神聖な鉞の霊の力を身に移して出発する儀式である。
近も往と同じような斤(鉞)に止(足)をふれて出発する儀礼である。
都を中心とする王の直轄地を圻(き)というのは、近の儀礼をして行動する
範囲をいう。
それで近は都から距離的に「ちかい、ちかいところ」という意味となり、
のち時間的に「ちかい、」という意味にも使われるようになった。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は斤(きん)。
[説文]二下 に「附(つ)くなり」とあって附近の意。
近郊とは王畿千里の二十分の一、すなわち五十里をいう。
畿内を圻(き)といい、圻の司馬職を圻父(きほ)・祈父(きほ)という。
[孟子、尽心(じんしん)、下]「言近くして指(むね)遠き者は、善言なり」とは
卑近・緊切の意。
近衛・側近・近臣とは身近なもの、近年・近時のように時間もいう。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
聞きなれない「王畿千里」を調べてみました。
「古代中国で、帝王の直轄地が王城を中心として千里(一里は日本の六町)四方の広さと
いわれ、 王の直接に治めている地。畿内。」(大辞林 第三版より) とありました。
一町が約109mで六町(一里)は654mということは、千里は654000mつまり
654kmということでしょうか?
(ちなみに計算は苦手なので間違えていましたらすみません。)
まぁ、千里ぐらい広いということかとは思いますが。
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先日から調子が少し悪かったインターネットエクスプローラーが立ち上がらなくなり、
グーグルからネットにつないだのですが、微妙に使い方が違う様で水平線が書けません
でした。
写真もどうでしょう・・・レッツトライ!
写真が読み込めませんでした。
ということで今日の一枚はお休みです。
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