新*今日の漢字* 「合」
昨日は夕方近くから雷雨があり、川崎市(二子玉川)の花火は中止になりました。
良い天気だったら、3階のバルコニーから上半分だけ鑑賞できたのですが、仕方ありません。
では・・・
新*今日の漢字*
「合」 音読み ゴウ ガツ 訓読み あ(う わす わせる)
画数 6画 部首 口(くち)
では常用字解で調べてみましょう。
象形 口の上に蓋をしている形。
口は「さい」で神への祈りの文である祝詞(のりと)を入れる器。
器と蓋とが相合うことを合といい、「あう」の意味となる。
それで合一(すべて一つになること)・合体(二つ以上のものが一つになること)の
意味となる。
人が会う、会合する(集まる)の会のもとの字はかい(しんにょう+合)。
またはかい(卯の間に合)とかくことがあり、合の左右に人が向かい合って座る形で
人が会うことをいう。
會(会)はもとごった煮を作る方法を示す字であるから、人が会うという意味は合の
字に含まれている。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
象形 祝禱を納める器である口(さい)の上に蓋をしている形。
[説文]五下 に「口を合わせるなり」とし、字を亼(しゅう)・口に従うもので、
亼は集、衆口を集める意とする。
字は祝等の器に蓋をする形で、約定が成り、これを載書(さいしょ)として祝禱の器に
収めることで、契約・盟誓のなることを合という。
きんぶんの[琱生既(ちょうせいき)]「琱生(てうせい)に事(まつり)有り。
「せう」(召伯虎(しょうかくこ))來(きた)りて事を合す」とは、琱成と召との祭事の
協議が成立した意である。
合を字形に含む金文に、会合の会の初文である かい(しんにょう+合)、のちの
郷射礼の郷の初文である かい(卯の間に合)がある。
かい(しんにょう+合)は会盟のためにその地に赴き会することで、合とはその協定書
の意。
後略
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
現在の人に会うの「会」の字はもともと「ごった煮」を表す字で、「合」の方が人にあう意味が
あったのですね。
これも長い時の流れの中で変わってきたものの一つですね。
何年ぐらい前からでしょう、いわゆるムック本で袋物を購入していましたが、先日本屋に行くと
拡大鏡まで出ていました。
辞書を見ながらパソコンを打つのですが、老眼鏡をかけ、ルーペ片手に置いたり持ったりと忙しい
のです。
テレビでコマーシャルしている拡大鏡に興味津々でしたが、お手頃な値段で試せるので購入しました。
普通の眼鏡のようですが、単独で使用する拡大鏡です。
慣れないせいでしょうか、少し長く使用すると左目の目じりがピクピクし始めます。
ルーペ代わりに短時間の使用が良いようです。
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