新*今日の漢字* 「細」
今では日も朝から暑いです。
では・・・
新*今日の漢字*
「細」 音読み サイ 訓読み ほそ(い る) こま(か かい)
画数 11画 部首 糸(いとへん)
では常用字解で調べてみましょう。
形声 もとの字は(糸囟)に作り、音符は囟(し)。
囟(し)はのち田となった。
囟(し)はひよめき(幼児の頭蓋骨の縫合部分で、脈打つたびにひくひく
動く部分)の形で、細かい網目の形に似ている。
織物の織り目の細かく薄いものを細といったが、のちすべて物の「ほそい、こまかい」の
意味となり、人や事柄の「いやしい、ちいさい、わずか」の意味に用いる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 正字は囟(し)に従い、囟(し)声。
田はのちその形を誤ったものである。
[説文]十三上 に「微なり」と訓するが、微細とはもとその織り目の細かいことをいう。
[玉篇]に「微なり」とし、重文として恖(そう)の字形をあげているが、漢隷(かんれ
い)に囟(し)の形に従うものがあり、それがもとの形である。
蔡邕(さいよう)の[衣の箴(しん)]に「帛(はく)は必ず薄細、衣は必ず輕煖(けい
だん)」という。のち転じてすべて細小卑賤(ひせん)のものをいい、細民とは貧民の
意。 細君とは妻をよぶ称。
肥瘠(ひせき)には関わらぬ語である。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
最近ではあまり言いませんが、確かに最後の「細君」という言葉がありました。
打ちながら、「では私は細君ではなく太君?」と心の中でつぶやきかけたところで「肥瘠(ひせき)には関わらぬ語」をみて、「やっぱり細君。」と落ち着きましたが、細民が貧民ということは・・・
と、違う疑問が頭をもたげます。
ここ数日、寝るために10時過ぎに3階にあがって行くと、窓を開け放してあるのにも関わらず、
室温が30度以上、昨夜は34度でした。
昼間はさらに暑いので、猫たちも別の部屋に隠れている様です。
では今日の一枚は・・・
凝りもせず、朝の空模様です。
ちょっと寝坊して6時半頃に起きました。
お日様はすでに暑さを伴って高く昇っていました。
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