新*今日の漢字* 「時」
今朝は主人がゴルフだったので、4時40分に起きておにぎりを作りました。
その後外孫を預かったので、ちょっと疲れて眠いです。
では・・・
新*今日の漢字*
「時」 音読み ジ 訓読み とき
画数 10画 部首 日(ひへん)
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は寺(じ)。
寺にものを保有し、またその状態を持続する(保ち続ける)の意味があり、
時のもとの字である。
手に持ち続けることを持といい、時間的に維持することを時という。
時は「とき、そのとき、ときに、きせつ」などの意味に用いる。
[論語、衛霊公]に「夏(か)の時を行ふ」とは、夏王朝の農事暦を使うということで、
暦(こよみ)の意味に用いている。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は寺(じ)。
[説文]十三下 に「天地五帝の基止(きし)するところの祭地なり」(段注本)とあり、
畳韻の字である基止をもって訓する。
経書にはみえることのない字で、秦(しん)が五帝を西畤に祭って、諸畤を建てたのに
はじまる。
畤は祭天のために壇を高く設けるのみで、宮屋はなく、[礼書]にいう「郊禪(かうぜん)
の臺(だい)」にあたる。
[史記、秦始(し)皇紀]末に附する[秦紀]に、「襄(じゃう)公立ち、國を享(う)くる
こと十二年、初めて西畤(せいじ)を爲(つく)り、西垂に葬らる」とあり、のち雍
(よう)の地に入るに及んで、雍の五畤を建てて五帝に配した。その祭祀(さいし)が
秦の西畤のように最も西辺の地に始まるのは、そのような祭壇形式の天の祭祀が、西方
から伝来したものであることを示すものとみられ、ジグラットなどの原型を求めうるので
はないかと思われる。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
寺の字の解説で「持」のもとの字という説明がありましたが、「時」のもとの字でもあるんですね。
加えて、「畤」まで出てきました。
手で持つから「てへん」とか当時意味が分かりやすいものを付け加えたのですね、きっと。
外孫は生後9か月に入りいろいろなものに興味津々です。
今日は仏壇に興味津々でついにお供えの落雁をゲットしました。
仏様は「ひいおじいちゃん」と「ひいおばあちゃん」だから、目を細めて笑っている気がします。
では今日の一枚は・・・
仏壇の次に破魔弓が気になる外孫です。
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