新*今日の漢字* 「星」
今日はママさんがお出かけなので、これから下の孫の幼稚園のお迎えに行って来ます。
では・・・
新*今日の漢字*
「星」 音読み セイ ショウ 訓読み ほし
画数 9画 部首 日(ひ)
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は生(せい)。
古い字形には上部を晶に作るものがある。
日はこの字の場合は、太陽の形ではなく星の形で、晶は多くの星の光が輝く形である。
それで星は「ほし」の意味となる。
星の知識は[詩経]に織女星(琴座のアルファ星ベガ)や北斗七星のことがみえるが、
精しい知識は西方から伝えられたことが多く、木星の知識などもオリエント(西南
アジアとエジプト)から伝えられた。
木星を歳星名とする赤奮若(せきふんじゃく(丑(うし)の歳の異名))や摂提格
(せっていかく(寅(とら)の歳の異名))はオリエント地方の言語の音訳である。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は生(せい)。
正字は晶に従い、せい(上下に晶+生)に作る。
[説文]七上 に「萬物の精、上りて列星と爲る」という。
晶は星の光の形で、星はもと星の光の輝くことをいう。
卜文に晶を星の字に用い、ときに生声を加えているものがある。
星象の名は歳星(木星)の知識とともに西方の天文学によってもたらされたもので
古くは占星の術に用いられた。
のち[周礼(しゅうらい)、秋官、てき(上下に折+石)蔟(ぞく)氏]が二十八星の
号を掌(つかさど)ったが、占星の術はその後も久しく行われ、多くは祥瑞(しょう
ずい)に関するものとして正史に記録されている。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
星の知識は古代オリエントから伝えられたようですね。
その知識が日本に伝わって、キトラ古墳や高松塚古墳などの石室の天井に星の図が描かれたのでしょうか。
字統の解説の途中からお迎えに行き、帰宅しました。
玄関先の寄せ植え用の大きめの鉢に頂きものの菊を植え、秋バージョンとなりました。
ということで、今日の一枚は・・・
以前植えてあったガーデンシクラメンやミニバラもかわいそうなので、そのままにして咲くのを待っていることにしています。
お隣には今年のガーデンシクラメンを植えました、写真はまた明日です。
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