新*今日の漢字* 「晴」
夜中に雨が降り出し、外孫のお迎えは大雨の中でしたが、娘の家を出発することには雨は小休止。
今日も雨女の本領を発揮してしまったようです。
では・・・
新*今日の漢字*
「晴」 音読み セイ 訓読み は(れる らす)
画数 12画 部首 日
では常用字解で調べてみましょう。
形声 もとの字は晴に作り、音符は靑(せい(青))。
青に澄み透るの意があって、晴は「はれる、はれ」の意味となる。
[説文]七上 には夝(せい)の字をあげ、「雨降りて夜除(は)れ、星見(あら)はるる
なり」という。
生を星の意味とし、夝は星空の意味であるとするものであろう。
晴の古い用例はなく、もとは[説文]のような字であろう。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は青(せい(靑))。
青には清澂(せいちょう)の意がある。
[説文]七上 に夝(せい)を正字とし、夝は「雨ふりて夜除(は)れ、星見(あら)はるる
なり」とあって、夜空が晴れることをいう。
[説文通に定声]昼には啓(けい)といい、昼夜を通して晴というとするが、そのような別が
あるとはみえない。
「靑天白日」は韓愈(かんゆ)、「晴天白日」は朱熹(しゅき)の用いるところ。
晴天の霹靂(へきれき)には、晴天を用いるべきである。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
晴という字は古い用例がないようで、説文の解説に出て来た「夝」の字のようであったろう、という
解説でしたね。
空が大好きな私は雲のない晴天よりも少し雲がある方が光に変化が出て好きなんですが、日常生活を
考えるとやはり晴はありがたい存在ですね。
今日は娘の仕事が二件あったので、いつもより長めの預かりとなりました。
預かるときに「今日はちょっとぐずり加減で・・・」といわれたのですが、そうでもなく、おとなし
く遊んでいました。
相変わらず、モモが来るとエキサイトして突進するので、モモが怒って猫パンチとかみつくしぐさを
しまして、孫の腕にひっかき傷をつけてしまいました。
その後モモも反省をしたのか、外孫の背中にぴったりとくっついて寝そべっていました。
では今日の一枚は・・・
昨日の菊に続き、玄関先の花です、こちらは冬バージョンのガーデンシクラメンです。
毎年恒例の花です。
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