新*今日の漢字* 「切」

今日は娘からの誕生日のプレゼントのマッサージに行って来ました。

久々に「にこたま」(二子玉川)で下車しました。

マッサージも久々だったので、「お疲れがたまっているようですね。」と言われてしまいました。

では・・・

新*今日の漢字*

「切」 音読み  セツ サイ   訓読み  き(る れる)

    画数  4画    部首  刀(かたな)

では常用字解で調べてみましょう。

  会意 七(しち)と刀とを組み合わせた形。

     七は切断した骨の形。

     これに刀を加えて、「きる」の意味となる。

     [詩経(しきょう)、衛風、淇奥(きいく)]に「切するが如(ごと)く磋(さ)するが

     如し」とあり、[毛伝]に「骨を治するを切と曰ふ」と、切は骨をみがくととする。

     それで切磋(せっさ(骨や玉石をみがくこと))という。

     切迫(せっぱく(さしせまること))・緊切(きびしく迫り近づくこと)・適切

    (ぴったりとあてはまること)・切諌(せっかん(強くいさめること。また、きびしく

     叱ること))のように、「せまる、ちかづく、するどい」の意味に用いる。

(白川静 常用字解 平凡社)より

次に字統を調べてみました。

  会意 七と刀に従う。

     七は切断した骨の形。

     その骨節を刀で斬り離すことを切という。

     [説文]四下 に「き(寸リ)るなり」とし、七声とするが、七は「しつ(膝の月なしで  

     つくりが卩)」と同声で骨節の義がある。

     そこを切り離すので、の切断という。

     [詩、衛風、淇奥(きいく]「切するが如く磋(さ)するが如し」の[毛伝]に、「骨を治する

     を切と曰ふ」とみえる。

     その要所を切断処理するのであるから、緊切・切要の義がうまれ、また切磨を人の修為に

     及ぼして切磋・切責のいとする。

     字音を示す方法を反切というのは切略の意。

     たとえば切は子結の切。

     子の頭音のsと結の尾音etをとり、合わせてsetの音となる。

(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より

そうでした、昨年漢字教育士の勉強をしていた時に反切が出てきました。

子どもの頃遊び呆けていたので、音韻学のところは理解しがたく、「そういうものです」と

後付けしたような感じでした。

七はもともと切断した骨の形だったのですね。

それを刀で切り離すのが「切」ということは長い時間が流れても意味があまり変わらずにいたものですね。


外孫を迎えに行く時間が迫っていますので・・・

今日の一枚は・・・

川べりの秋の風景です。

ススキと水色のフェンスのところにかすかに赤い色が見えますか?彼岸花(曼珠沙華)です。

今日はこの下の川にサギがいました。

 


ケセラおばさんの日々是好日

今日の漢字での常用漢字が終わりましたので・・・ 元々大好きな、空や植物や動物を見つめて行こうと思います。

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