新*今日の漢字* 「昼」
今日は息子夫婦がお出かけなので、二人の孫を預かっています。
初めのうち喧嘩ばかりしていましたが、今はおとなしくDVDを見ています。
3時のおやつにはホットケーキを焼こうと思っています。
では・・・
新*今日の漢字*
「昼」 音読み チュウ 訓読み ひる
画数 9画 部首 日(ひ)
では常用字解で調べてみましょう。
会意 もとの字は晝に作り、聿と日とを組み合わせた形。
聿は筆を手(又(ゆう))に持つ形。
篆文(てんぶん)は日の周囲(左右と下)に線が加えられえているの聿の下は暈(うん
(日のかさ))の形ではないかと思われる。
金文の形は下が日の形であるから、日に対する何らかの呪儀(じゅぎ)をを示す字と
みられる。
日(太陽)の異変に対する祓いの方法であろうかと思われる。
「ひる、ひるま、日中」の意味に用いるが、金文や古い文献にその意味に用いた例が
少なく、字の成り立ちや意味を明らかにすることができない字である。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
会意 旧字は晝に作り、聿と日とに従う。
篆文は日の周辺にそれぞれ小線が加えられていて、暈(うん(かげり))のある形、
すなわち昼の晦い状態をあらわす。
[説文]三下 に「日の出入りして、夜と界を爲す。畫の省に從ひ、日に從ふ」とするが、
昼夜を区画するために晝の字が畫(画)に従うとするのは理に合わず、また日暈の形を
説きがたい。
時を示す語としては卜文・金文に昼の字がなく、篆文も籀文も確かなものでない。
もし路の上部が「しょう(聿の下の横画なし)」に従うものならば、それは呪符をもって
祓う形となる。
昼にして日光に暈があるのは、[周礼(しゅうらい)、春官、し(目氐)祲(しん)]にいう
十煇(き)の瞢(ぼう)などにあたるものであろう。
もしまた聿(いつ(筆))に従うものならば、日光を記録する意となるが、それでは日暈
の形を加えている意を説くことができない。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
この漢字も金文など古い文献にあまり使われていない字だったのですね。
しかも昼の晦状態を示していたのですね。
やはり長い歳月の間にいろいろな変化が起きているのですね。
すべてが書き終わるのは夜の9時を回ってしまいました。
おやつのホットケーキを食べた下の孫は満面の笑みで親指を立てておいしいを表現していました。
夕飯はそれぞれ好きなかっぱ巻きとシーチキン巻きでした。
食事もせずに帰宅した息子夫婦にはかっぱ巻きとシーチキン巻きそれにかんぴょう巻きといなり寿司
をプレゼント。
本日のお世話は終了です。
では今日の一枚は・・・
日本の秋の風景をどうぞ!
近所の実りの田んぼです。
心和みますね。
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