新*今日の漢字* 「鳥」
今日も朝から雨です、12月初旬ぐらいの気温だそうです。
孫たちが幼稚園や学校へいっている間に掃除と買い物を済ませました。
ちょっと離れたスーパーへ行ったので、鶏の胸肉や白身魚をフライ用に加工して、冷凍にしました。
そうそう、ひき肉も大きなパックを買って来たので肉団子にして揚げて冷めるのを待っています。
では・・・
新*今日の漢字*
「鳥」 音読み チョウ 訓読み とり
画数 11画 部首 鳥
では常用字解で調べてみましょう。
象形 鳥の形。 鳥の全形を輪郭で書きた形。「とり」をいう。
鳥の形を簡略な線で書いた字は隹(すい)で、ふるとりとよまれ、一般には隹を鳥の意味
の字として用いる。
甲骨文字・金文では鳥は神聖鳥のときに用い、鳥星のように祭祀(さいし(祭り))の
対象となるような鳥のときに用いる。
鶏(鷄)は鶏の鳴き声(奚(けい))を写した字であるが、神聖な鳥と考えられていた
ようである。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
象形 鳥の形。
[説文]四上 に「長尾の禽(きん)の總名なり。象形。鳥の足はヒ(ひ)に似たり。ヒに
從ふ」という。
鳥を簡略な線でかいた隹(すい)に対して、鳥の全形を具象的に書いた形が鳥である。の
[説文]は長尾の鳥を鳥、短尾の鳥を隹としているが、鳥と隹の別は尾の長短にあるのでは
ない。
卜文・金文に、鳥を象形的にしるすものは、多く神聖鳥で、風神とされる鳳(ほう)の
初形は羽毛の眼文をもしるしており、また祭祀(さいし)の対象とされる鳥星の鳥も具象
的な形に描かれている。
隹(すい)形のものと、尾の長短にはかかわりなく、その示し方の上に異なる意識がある
ものとみられる。
鳥の意の字としては一般には隹を用いる。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
説文では「尾の長短」で鳥と隹を区別したようですが、甲骨文字や金文を紐解くと、「尾の長短」は理由ではないようですね。
古い中国では「隹」が普通のとりの字で、「鳥」は神聖なとりを表していたのですね。
しかも今日私も買って来た鶏肉の鶏(鷄)は「鳥」が付くということはどうやら神聖な鳥だったよう
ですね、謹んでいただこうと思います。
雨が続き写真のネタが無くなってきました。
ネタがない時の救世主は末っ子猫のいちごちゃんです。
では今日の一枚は・・・
毎度の上向きの恰好なのですが・・・
実はこの格好でグーグーと寝ているのです。
何というおおらかさでしょう、猫として有るまじき寝姿だと思います。
猫背はどこにいったのでしょうか?
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