新*今日の漢字* 「分」

起きた時は曇り空でしたが、8時頃から雨が降り始めました。

寒い土曜日です。

息子は仕事が忙しいらしく、今日も明日も出勤だそうです。

今日の漢字の「分」の解説の長さがちょっと気になります。

では・・・

新*今日の漢字*

「分」 音読み  ブン フン ブ   訓読み  わ(ける かれる かる かつ)

    画数   4画    部首  刀

では常用字解で調べてみましょう。

  会意 八と刀とを組み合わせた形。

     八は左右にものが分かれる形であるから、刀でものを二つに分けることを分といい、

     「わける、わかつ、わかれる、はなれる」の意味となる。

     [説文]二上 に「別(わか)つなり」という。

     別は骨節(骨の関節)の部分を刀(リ(りっとう))で切り離すの意味で、合わせて分別

     (種類ごとに分けること)という。

     国語では「わかる」とよみ、道理のわかる人のように、判(わか)る(理解できる)の

     意味に用いる。

(白川静 常用字解 平凡社)より

次に字統を調べてみました。

  会意 八と刀とに従う。

     八はものを両分する形。

     刀でものを両分する意。

     [説文]二上 に「別つなり」とし、「刀をもって物を分別するなり」という。

     別は骨節のところを刀で分かつ形。

     分は肉を分かつ形とみてよい。

     分割・分異・分化の意となり、またその区分に従うことから、身分・天分・本文・分限・

     名分・職分などの意となる。

(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より

言われてみれば、八が分けることでしたら、「下の刀で分けるのでしょうね」と察しがつきますね。

そして、もうひとつのわかれるというの字「別」の字は骨の関節のところで切り分けることだったの

ですね。

ちなみに、「分」と「別」を並べた「分別」ですが・・・

「ぶんべつ」と読むと・・・

  種類によって分けること。区別すること。また、その区分。「家庭のごみを分別する」  

「ふんべつ」と読むと・・・

  1 道理をよくわきまえていること。また、物事の善悪・損得などをよく考えること。「分別の

   ないことを言う」「よく分別して態度を決める」

  2 仏語。もろもろの事理を思量し、識別する心の働き。(goo辞書)

となるらしいです。

日本語は難しいですが、おもしろいですね。


さて今日の一枚は・・・

上の孫の「四葉のクローバー折れる?」の一言から始まりました。

「知らないよ。」と答えたものの、知らないままでは楽しくないですので・・・

孫が折ったものを分解しながら挑戦しましたが、できませんでした。

「老いては子に従い」といいますが、更に進化して「老いては孫に教わる?」ということで、

教えてもらいました。

分かりづらいですが、このような順番で折っていきます。

61才にして、折り紙の四葉のクローバーを覚えました。

幸せになれるかな~?

  

ケセラおばさんの日々是好日

今日の漢字での常用漢字が終わりましたので・・・ 元々大好きな、空や植物や動物を見つめて行こうと思います。

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