新*今日の漢字* 「米」

7時50分頃遊びに来た下の孫も幼稚園へ行き、静かな月曜日の午前中を迎えました。

冬ですから仕方がないのですが、昨日より寒い気がします。

では・・・

新*今日の漢字* 

「米」 音読み  ベイ マイ    訓読み  こめ

    画数  6画     部首  米

では常用字解で調べてみましょう。

  象形 実が付いている禾(いね)の穂の形。

     [説文]七上 に「粟(ぞく)の實(実(み))に象(かたど)る」とあり、稲・粱(あわ)

     を含めた刻乙のみを米というとする。

     「こめ」の意味に用いる。

     長江の中・下流域では古くから水稲栽培がおこなわれており、武漢あたりの屈家嶺文化の

     米の種類は日本種と同系のもとといわれている。

(白川静 常用字解 平凡社)より

次に字統を調べてみました。

  象形 実のついている禾(いね)の穂の形。

     [説文]七上 に「粟の實なり。禾實(くわじつ)の形に象る」とあり、粟・稲をも含めた

     穀物の実を米とする。

     卜文の字形は、一の上下にそれぞれ三小点を付しており、金文の稲(とう)・粱(りょ

     う)の字はその字形を要素として含んでいる。

     米は殷・周期を通じて華北には行われず、華南では江(こう)・漢(かん)の域の屈家嶺

     (くつかれい)文化、江・淮(わい)下流の青蓮崗(せいれんこう)文化、長江下流の

     良渚(りょうしょ)・湖熟(こじゅく)文化などの古文化では、すでに水稲の栽培が行わ

     れていた。

     屈家嶺の米の種類は、日本種と同系のものであることが確かめられている。

(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より

米は八十八回手をかけて・・・というのは、ちょっと違っていたようですね。

字源は稲穂の象形ですが、日本人にとってのお米は手間を惜しまず手をかけて大切に作った主食なの

で、大切にいただきましょう、という気持ちが込められているのでしょう。

そういえば、関東でも見かける珈琲店の名前を・・・「「よねだ」だっけ?「こめだ」だっけ?コー

ヒー屋さん行く?」と娘に聞いたら、「カタカナ書きなのに、どうして間違えるの?」と返事よりも

疑問がかえって来ました。

きっと頭の中で「コメダ珈琲」を見て、「米田珈琲」と変換して覚えて、口からいうときになって

読み方が分からなくなったのでしょうね。

おそらく個人的な問題だと思いますが・・・


さて今日の一枚は・・・

我が家の植物の冬景色です。

遅ればせながら、色づいた私の大好きなブルーベリーです。

なぜ好きかといえば、春にはすずらんのような可憐な花が咲き、次に美味しい実が生ります。

そして、秋にはハゼやハナミズキのようにきれいに紅葉します。

3回楽しめる植物だからです。


ケセラおばさんの日々是好日

今日の漢字での常用漢字が終わりましたので・・・ 元々大好きな、空や植物や動物を見つめて行こうと思います。

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