新*今日の漢字* 「明」
今日も早めの大掃除を頑張りました。
今日はお風呂場と洗面所をきれいにしました。
昨年から大掃除用の洗剤を変更したら、ちょっと手間は多めにかかりますが、
手荒れも軽減し、地球にもやさしいらしいです。
では・・・
新*今日の漢字*
「明」 音読み メイ ミョウ 訓読み あ(かり) あか(るい らむ) あき(らか)
画数 8画 部首 日
では常用字解で調べてみましょう。
会意 もとの形は朙(めい)に作り、囧(けい)と月とを組み合わせた形。
囧は窓の形。
窓から月明かりが入りこむことを明(朙)といい、「あかり、あかるい、あきらか、
あける、あかす」などの意味となる。
古い時代の中国北部の黄土地帯では半地下式の住居が多く、竪穴を中心に作られた部屋の
窓は一つであり、そこから入る窓明かりを神の訪れとみたてて窓のところに神を祀った。
それで神のことを新明という。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
会意 正字は朙(めい)に作り、囧(けい)と月とに従う。
囧は窓の形。
窓から月光が入りこむ意。
そこは神を迎えて祀(まつ)るところであるから、神のことを神明という。
[説文]七上 に「照らすなり。月に從ひ、囧に從ふ」とし、また古文の明を録する。
[市、小雅、楚茨(そじ)]に「祀事(しじ)、孔(はなは)だ明らかなり」のように、神明
のことに用いるのが本義である。
明はもと神明を迎えるところであり、[易(えき)、繋辞伝(けいじでん)、下]に「神明
の德に通ず」というように、明とは神明の意である。
葬器を明器、神水を明水というのもその意。
古く黄土地帯の住居は、中央に方坑を掘り、その四方に横穴式の居室を作る。
全体が亞(亜)字形をなし、中央の方坑に面するところのみが光の入るところで、すなわ
ち明堂であった。
その方坑に面したところに神を迎えて祀るので、明は囧と月とに従う。
ゆえに新字を明といい、聖職者を明公(めいこう)・明保(めいほ)という。
周(しゅう)初の周公(しゅうこう)は金文に明公とよばれ、その子は明保と称しており
いずれも最高の聖職者を意味する称号である。
漢(かん)代の明堂はその遺址(いし)と考えられる遺構によって復元すると、中央に堂
があり、四方に室が旁出(ぼうしゅつ)する形となっている。
それはかつての地下式のものを地上に移した形式であると考えられる。
明は神明の意であり、それより清明の徳をいう。
きんぶんには[大克鼎(だこくてい)]「天子明哲なり」、[秦公(皀殳)(しんこうき)]
「穆(ぼく)々として明德に帥秉(そつへい)す」、[秦公鐘(しんこうしょう)]「明刑
を敷く」などの語があり、明は神聖感をもつ語であった。
明は幽に対する語。
幽界のことが明顕の世界にあらわれるとされた。
[易、繋辞伝、上]に「仰ぎては以て天文を観(み)、俯(ふ)しては以て地理を察す。是
の故に幽明の故(こと)を知る」という。
転じて光明・著明の意となる。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
今の見た目でいくと日と月で明るいと言いたいところですが・・・
もとの漢字が朙という字なので、月と囧(けい)は窓ということだったのですね。
しかも今のような明るい照明器具などない時代の夜、差し込む月の明かりはさぞかし神秘的なもの
だったでしょう、そしてそこに神を感じたのでしょうね。
今日兄嫁さんからキャベツ・白菜・大根・カブ・みかんをいただきました。
子供家族にも分けたあと、大根の葉が柔らかく、美味しそうだったので、冷蔵庫にあった大根と人参
をプラスして浅漬けを作りました。
ということで、今日の一枚は・・・
輪切りの鷹の爪(唐辛子)と昆布の細切りそして塩と少しのかつおだしを加えてもみもみすること
数分夕飯の食卓にあがりました。
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