新*今日の漢字* 「荷」
今日は9時過ぎに年末の買い出し(?)に行きました。
我が家では三が日の間、息子家族と一緒に朝食をとります。
総勢6人で食べるとおせち料理の中で蒲鉾(紅白)と伊達巻が毎日1本ずつ無くなります。
その他いろいろ作ります、ご紹介はまた後日。
では・・・
新*今日の漢字*
「荷」 音読み カ 訓読み に
画数 10画 部首 くさかんむり
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は何(か)。
何の古い字形には戈(ほこ)を荷(にな)う字があり、何に「になう」の意味がある。
何と通じて「に、になう」の意味に用いる。
草の名としては「はす」をいう。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は何(か)。
[説文]一下 に「芙蕖(ふきょ)の葉なり」という。
[爾雅(じが)、釈草]によると、その茎は茄(か)、その実は蓮のようにみな部分名があり
、書によって一致しないこところがある。
何に可に従うものと、戈(ほこ)を負う荷担(かたん)の形のものとがある。
荷は荷担の意がその原義で、[論語、微子(びし)]に「丈人の、杖(つゑ)を以て「あじ
か((くさかんむり+條)にな)ふに遭(あ)ふ」とみえる。
杖の先に(あじか)をつけて、肩に荷うのである。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「荷」を構成する「何」の古い字形には「可」に従うものと「戈」従うものがあったのですね。
「戈」に従うものは「戈を荷う」形のものだったのですね。
その「何」と通じて「に、になう」の意味となったようですね。
また、植物としては「蓮」を意味するのでしたね。
では今日の一枚は・・・
久々の朝の空です。
朝のうちは結構雲がありましたが、今は青空が広がっています。
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