新*今日の漢字* 「感」

2018年初の36度台の熱で朝を迎えました。

まぁ、節々の痛みは消えてはいませんが・・・

そして、1日の午後から体調不良だった上の孫に続き、下の孫も下痢と嘔吐が始まり・・・

10時過ぎに休日診療所へ送って行きましたが、30人以上待ち人がいるそうで・・・

1時過ぎましたが、未だ「終わりましたメール」がありません。

では・・・

新*今日の漢字*

「感」 音読み   カン     訓読み  ---

    画数   13画    部首   心

では常用字解で調べてみましょう。

  形声 音符は咸(かん)。

     咸は口(さい(神への祈りの文である祝詞を入れる器))の上に聖器である戉(えつ

     (まさかり))を乗せて口(さい)を守り、祈りの効果を中にと(糸咸)じこめ守るの意味が

     ある。

     そのようにしておくと、神は夜中にひそかに訪れ、祈りに応えてくれると考えられた。

     神の「心がうごく」ことを感という。

     それですべて他に感じて「こころうごく」ことを感といい、また心に感じること、「おも

     う」ことを感という。

(白川静 常用字解 平凡社)より

次に字統を調べてみました。

  形声 声符は咸(かん)。

     咸は祝禱を収めた器の口(さい)を聖器である戉(鉞(まさかり))でかん(糸咸)

     封し、祝禱の呪能を守ることを意味する字。

     感とはこれによって神の感応をうることをいう。

     [説文]十下 に「人の心を動かすなり」というが、本来は神の感応をうる意である。

     のち人の心情に移していい、[玉篇]に「傷むなり」とあって、感傷の意とする。

     [詩、召南、野有死麕(やゆうしきん)]「我がぜい(巾兌(ひざかけ))を動かすこと

     無かれ」は撼(かん)の意。

     女が男に「前にさわるな」と、その穢れを戒める語である。

(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より

子ども頃漢字はあまり得意ではなく「〇〇はこう言う漢字」ではなくて、「〇〇こういう感じ?」と

覚えていたのですが、「感」を調べてみたら、もともとは神様の心が動くことだったのですね。

だから、なかなか理解に進まなかったのですね。

今は・・・「はい、しっかりと心動いて、漢字はおもしろいと感じています。」


熱が下がったとはいえ、病み上がりで頭が良く回りません、そんなときにそばで昼寝をしてくれたの

がモモです。

では今日の一枚は・・・

猫的には11歳から12歳ですが、人間に換算すると60歳から64歳と私とほぼ同い年となりまし

た。

日ごろ色々な寝姿を見せてくれるいちごより体重は少し軽いはずですが、何とも言えないこのどっし

り感、他人いえいえ他猫とは思えないほどです。

飼い主に似てくるのでしょうか。

ちなみに孫たちは14時11分「終わりましたメール」が届き、お迎えに行きました。


ケセラおばさんの日々是好日

今日の漢字での常用漢字が終わりましたので・・・ 元々大好きな、空や植物や動物を見つめて行こうと思います。

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