新*今日の漢字* 「岸」

川崎は夜中にドン!と震度4の地震がありまして、大人はみんな目が覚めました。

思い起こせば・・・ダイハツに出かけた昼頃、地震警報のアラームというのでしょうか、

「地震です!地震です!チャラン!チャラン!」みたいのがみんなの携帯からは流れるは、

ダイハツの販売店の放送で流れるはで緊張が走りました。

がしかし、幸いなことに無しのつぶてでした。

今日は穏やかに過ごしたいですね。

では・・・

新*今日の漢字*

「岸」 音読み  ガン    訓読み  きし

    画数  8画    部首  山

では常用字解で調べてみましょう。

  形声 音符は厈(かん)。

     干にはほとりの意味がある。

     厂(かん)は山の斜面の形。

     山が水に臨んで急斜面に傾いているあたりを岸といい、「きし」の意味となる。

     山の斜面に大きな石があらわれるのを岩といい、土層が重なっているものは崖(がい

     (がけ))、水に臨むところは涯という。

(白川静 常用字解 平凡社)より

次に字統を調べてみました。

  形声 声符は厈(かん)。

     [説文]九下 に「水厓(すいがい)にして高き者(ところ)なり」とし、干(かん)声と

     する。

     前条にがつ(岸の干無し)を出して、「岸高きなり。山・厂に從ふ。厂は亦聲なり」と

     するが、その字は曜例もなく、岸を干声とするために設けた字のようである。

     金文の[けん卣(ゆう)][作冊かん(環の王無し)卣(さくさくかんゆう)]など西周前期の

     器銘に、厈という地名がみえ、そこで儀礼が行われている。

     厈は山川の断崖のところで、岸の初文であろう。

     [詩、小雅、小宛(しょうえん)]に「宣(は)た岸し、宣(は)獄す」とあり、中央の獄に

     対して地方にある獄舎を岸という。

     [韓詩(かんし)]には岸の字を犴(かん)に作る。

     獄訴のことをまた岸訴という。

     岸峭(がんしょう)の厳しいさまを人に移して魁岸(かいがん)・傲岸(ごうがん)・

     岸忽(がんこつ)のようにいう。

     [漢書(かんじょ)、江充(こうじゅう)伝]に「充、ひとと爲り魁岸(くわいがん)、容貌

     甚だ旺(さか)んなり」とみえる。

(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より

「岸」とは・・・「干にはほとりの意味、厂(かん)は山の斜面の形、山が水に臨んで急斜面に

傾いているあたり」ということなんですね。


昨晩発熱があった下の孫が今日病院に行きまして、インフルエンザB型と判明しました。

今年は新年早々、いろいろありそうですね。

佳い年になるとよいのですが。

では今日の一枚は・・・

いつも話題を提供してくれる末っ子猫のいちごです。

まるでヘッドレストのように背もたれにぴったりフィットしていますね。

若いって体が柔らかいのでしょうね。

ケセラおばさんの日々是好日

ケセラおばさんの日々是好日

今日の漢字での常用漢字が終わりましたので・・・ 元々大好きな、空や植物や動物を見つめて行こうと思います。

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