新*今日の漢字* 「湖」
昼過ぎから雨が降り出しましたが、夜中に雪へと変わっていくらしく、明日が心配です。
明日は先日の超音波検査の結果を聞きに病院に行きます。
では・・・
新*今日の漢字*
「湖」 音読み コ 訓読み みずうみ
画数 12画 部首 シ(さんずい)
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は胡(こ)。
胡は牛のあごの下に垂れている肉をいう。
狼(おおかみ)にもその胡があり、年老いた狼は前に進もうとすれば胡(あご(の皮))
をふみ、後ろに退こうとすれば尾をふみ、進退に窮するという。
鵜(う)やペリカンにもあご袋がある。
川の水があふれ出て、川の側に湖や沼ができることが多いが、湖は川の大きなあご袋の
ようなもので、そこに水がたまっている所である。「みずうみ」をいう。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は胡(こ)。
胡にはペリカンのあご袋のように、大きくふくらむものの意がある。
[説文]十一上 に「大ひ(こざとへん+皮)なり」とあり、大きな池の意。
江南の呉(ご)・楚(そ)の地には湖水多く、江戸とあわせて江湖という。
江湖とは地方の広遠のところ、宮廷に対して世間をいい、また自然をいう。
江湖の客とは、地方を旅する漂泊者の意に用いる。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「湖」の字に含まれる「胡」の字はペリカンのあご袋のように大きく膨らむものの意だったようですね。
それにさんずいを付けて、大きな池の意味になったようですね。
ロマンチックな響きと意味があるのかなと思いましたが、あご袋でしたか・・・
ロマンチックと言えば、昨日は皆既月食でしたね。
寝る前に、デジカメを持って一番広いバルコニーへ出て写真を撮ろうと頑張りましたが・・・
ぼちぼちのカメラとピンボケのおばさんの組み合わせなので、不思議な写真が撮れました。
では今日の一枚は・・・
シャッタースピードが遅くなっているのに、私が静止できずにユラユラしていたのでしょうね。
年を感じますね。
0コメント