新*今日の漢字* 「暑」
今日は月曜日に行われる神事の準備で一家の代表は神社で作業中です。
我が家は20年ぐらいに1回まわって来る、当番(やど)と
だいたい5歳ぐらいの男の子2名が稚児となり、弓を射ってこの年の豊作を占うのですが、
下の孫がこの稚児に選ばれており、俗にいう、「盆と正月が一緒に来たような騒ぎ」です。
襖(ふすま)を張り替え、リビングのラグ?絨毯(じゅうたん(3畳))も買い替え、
月曜日に備えます。
では・・・
新*今日の漢字*
「暑」 音読み ショ 訓読み あつ(い)
画数 12画 部首 日
では常用字解で調べてみましょう。
形声 もとの字はしょ(暑の土の右下に点のある形)に作り、音符は者(しゃ)、
日は日光。
日に照らされて「あつい」の意味となる。
者は集落を囲むお土居(どい(土の垣))の中に呪禁(じゅきん(悪邪を祓(はら)
う)まじない)として、曰(えつ(神への祈りの文である祝詞(のりと)を入れる器
である口(さい)の中に、祝詞のある形)お札(ふだ)にあたる)を埋めておく形で
ある。
音符としては、者よりも庶(しょ(煮炊きするの意味))の方がふさわしいが、
者と庶とは音が近いために両者が交替して用いられることがある。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は者(しゃ)。
[説文]七上 に「熱きなり」とあって暑熱をいう。
者は庶と通ずる字で、火を用いるものは庶であるが、暑は庶の意によって暑熱の意を含む
のであろう。
[詩、小雅、小明(しょうめい)]に「載(すなは)寒暑を離(へ(経))たり」の句が
あり、寒暑とは冬夏、一年をいう。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「暑」は含まれる者の字が「集落を囲む土の垣の中におまじないのお札を埋めてある」意味で、
上から太陽があたり・・・「あつい」ということでしょうか。
解説が長くても要約が大変ですが、短くて推測する方がたいへんですね。
さて今日の一枚は・・・
今日は空を撮る、三階の窓から見おろして撮ってみました。
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