新*今日の漢字* 「消」
今日も外孫を預かっています。
では・・・
新*今日の漢字*
「消」 音読み ショウ 訓読み き(える) け(す)
画数 10画 部首 シ(さんずい)
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は肖(峭の山無し)。
肖は骨に連なっている末端の小さな肉で、末端のものをいう。
木の枝ならば梢(しょう(こずえ))の意味となる。
それで水が引いて消えることを消という。
のちすべて「きえる、つきる、けす」の意味となる。
消え失せることを消散・消滅、気力のない態度を消極という。
心が弱りしおれることを悄(しょう(うれえる、しおれる))といい、悄然(元気のない
こと)のように用いる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は肖(峭の山無し)。
肖は末端の小さなものをいう。
[説文]十一上 に「盡(つ)くるなり」とあり、水のひいて消える意。
消息の消は尽、息は生で、その安否を報ずる手紙をいう。
消長そて盛衰をくりかえす。
消滅・消散・消耗のように用い、気力を書くことを消極という。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「消」はもともと「水がひいて消えること」だったのですね。
私だけかもしれませんが、消火のイメージが強くて、「水(さんずい)で火を消す」のかと
思っていました。
調べてみないと分からないものですね。
初卯祭の第2段です。
「蛇」の顔のアップです。
目玉は里芋か八頭(「やつがしら」という名の芋)で作ります。
蛇の角はゴボウ、口から伸びる赤い舌は長ニンジンです。
我が家では作っていないので、ご近所の方にお願いして作って頂きました。
藁(わら)もご近所の田んぼの藁を頂いて作ります。
初卯祭の当番は三軒あり、この「蛇」の担当と「弓と矢」を作る担当、そして「的」を作る担当が
あります。
神事のあとに外に出て手作りの弓と矢で的を射ます。
そのあたりは明日ご紹介しますね。
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