新*今日の漢字* 「待」
今日は木曜日なので朝から外孫を預かることになっていましたが、
プラスママさんが小学校の入学式のお手伝いなので、幼稚園の下の孫も預かりました。
二人を車に乗せて帰宅したり、公園に連れて行ったり・・・
結構楽しく子守をしました。
では・・・
新*今日の漢字*
「待」 音読み タイ 訓読み ま(つ)
画数 9画 部首 彳(ぎょうにんべん)
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は寺(じ)。
寺に特(とく(ひとり))・等(とう(ひとしい))の音がある。
寺にものを保有し、またその状態を持続するの意委があって、待とは時を過ぎても
「まつ、まちうける」の意味がある。
また「そなえる、もてなす」の意味にも用いる。
甲骨文に「なが(彳止)し」、金文に「ゆ(彳止)く」とあるし(彳止)から分化した
字であろう。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は寺(じ)。
寺に特(とく)・等(とう)の声がある。
[説文]二下 に「ま(挨のてへんが立)つなり」とあり、待ちうけていて用意する意。
待機・待賈(たいか)・待遇・待詔など、みな心構えしてそのことを待つ意である。
卜文に「なが(彳止)し」、金文に「ゆ(彳止)く」のようにし(彳止)を用い、
それから待の字が分化するのであろう。
待は列国期以前にはその用例がない字である。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「待」は「時を過ぎても 「まつ、まちうける」」の意味があるようですね。
そして甲骨文字や金文の時代には無かった比較的新しい字のようですね。
さて今日の一枚は・・・
淡い色合いの春らしい花です。
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