新*今日の漢字* 「着」
今日は木曜日なので、外孫を預かります。
そして旦那さんが飲み会だそうで夕飯まで居るというのでこの時間の書き込みです。
では・・・
新*今日の漢字*
「着」 音読み ちゃく 訓読み き(る せる) つ(く ける)
画数 12画 部首 羊(ひつじ)
では常用字解で調べてみましょう。
形声 もとの字は著に作り、音符は者(しゃ)。
者に楮(ちょ(こうぞ))・箸(ちょ(はし))の音がある。
者は外部からの侵入者から集落を守るためのお土居(土の垣)で、お土居の中の各所に
まじないのお札(ふだ)のように曰(えつ(書))によって、侵入者を防ぐ呪力’(まじな
いの力)をお土居に付着させる(くっつける)ことができると考えられたからである。
それで著は「つく、つける」の意味となる。
着は著の俗字であるが、両字は使用する習慣が異なる。
着の音はチャクで、着衣(衣服を身につけること。着ている衣服)、着用(衣服などを身
につけること)、着眼・着目(大事な点に目をつけることまた、目のつけ所)、着岸(岸
に着くこと)、着地(地に降り着くこと)、到着(目的に着くこと)のように、「身に
つける、きる、つく、いたる」の意味に用いる。
著の音はチョで、著明(明らかなこと)、著作(書きあらわすこと)、顕著(いちじるし
いこと)のように「あきらか、あらわす、いちじるしい」の意味に用いる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 正字は著に作り、者(しゃ)声。
者に楮(ちょ)・箸(ちょ)の声がある。
著は附著(ふちゃく)のときにはチャクの声でよむ。
着はその義のときの俗字。
わが国では著明・著作の義と区別して、到着やまた着物の意に用いる。
著にもその義はあるが、慣用の上で区別する。
中国でが漢碑の[成陽霊台碑(せいようれいだいひ)]に、すでに着が用いられている。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「着」は「著」の俗字だったのですね、この関係にびっくりです。
そして、部首が「羊」!これもちょっとびっくりですね。
さて今日の一枚は・・・
シャガが咲きました。
たくさん咲きましたが、我が家からは後ろ姿しか見えません。
みんな崖の下の家の方に向かってきれいに咲いています。
0コメント