新*今日の漢字* 「帳」
前の柿畑の新芽もすくすく育ち柔らかな緑色で包まれている気がします。
では・・・
新*今日の漢字*
「帳」 音読み チョウ 訓読み ---
画数 11画 部首 巾(はばへん・きんべん)
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は長(ちょう)。
[説文]七下 に「張れるものなり」とあり、張りめぐらすものをいう。
「とばり(室内に垂れ下げて頻りや光をさえぎるための布)、たれまく」の意味で、開帳
(仏像を安置する厨子を開いて秘仏を拝ませること)・蚊帳(かや)のように用いる。
帳簿・帳面(何枚かの同型の紙をとじ合わせた冊子。ノート)、台帳(土台となる帳簿)
通帳(預貯金などの金額・数量などを記入しておく帳簿)のように、紙を綴(と)じた
ものの意味に用いる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は長(ちょう)。
[説文]七下 に「張れるものなり」という。
帳・張はみな長の声義をとる。
張りめぐらすものの意。
帳簿の字には、出納(すいとう)のことを記入するものであるから、賬(ちょう)を
用いることがあるが、字書にみえない字である。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「帳」は「張れるもの(張りめぐらすもの)」の意味だったようですね。
そして今よく使用する「帳簿」「帳面」「通帳」は紙を綴(と)じたものの意味で使われているの
ですね。
さて今日の一枚は・・・
お正月用に植えた葉ボダンはぐんぐん成長して花が咲きました。
これもいわゆる「菜の花」ですよね。
一緒に植えたガーデンシクラメンななぜか元気になり、白い花まで咲き始めました。
元気なら、めでたしめでたしです。
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