新*今日の漢字* 「笛」

午前中に歯医者さんへ行って来ました。

先週の治療後、治療中の右側ではなく、左側で噛んでいたら違和感があったので伝えると・・・

いつものように噛んでくださいと言われました。

2時間後の昼食の時に、いつものように噛んでいたら・・・

食後、仮詰めの物が無くなっていることがわかりました。

今度の土曜日まで、おとなしく左側で噛むことにしましょう。

では・・・

新*今日の漢字*

「笛」 音読み  テキ   訓読み  ふえ

    画数   11画   部首  竹

では常用字解で調べてみましょう。

  形声 音符は由(ゆう)。

     由に迪(てき(みち))の音がある。

     由は瓢箪(ひょうたん)の類の実が熟して溶け、中が空っぽになった形である。

     中がからっぽの竹を楽器として使用するものを笛といい、「ふえ」の意味に用いる。

     [説文]五上 に「七孔(しちこう(七つの穴))の筩(ふえ)なり」とあり、筩(とう)は

     筒形の空洞のものである。

     [夢渓筆談(むけいひつだん)]に笛は尺八であるとする説がある。

(白川静 常用字解 平凡社)より

次に字統を調べてみました。

  形声 声符は由(ゆう)。

     由に迪(てき)の声がある。

     [説文]五上 に「七孔の筩(ふえ)なり」とし、また「羌笛(きょうてき)は三孔なり」と

     いう。

     筩(ふえ)ならば洞簫(どうしょう)の類である。

     [夢渓筆談(むけいひつだん)]に笛は尺八であるとする説がみえる。

     漢(かん)の馬融の[長笛の賦]に「其の上の孔(あな)を剡(けづ)りて之(これ)を

     通洞す」とあり、横笛のようにみえない。

     由は͡瓠瓢(こひょう)の類の実が熟して溶け、殻(から)のみ存する形であるから空洞の

     意となる。

     字形よりいえば、もと鳩笛形式のものをいう字であろう。

(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より 

「笛」に含まれる「由」が熟して中がからっぽの瓢箪の形だったようですね。

そこで、中がからっぽの竹の楽器を「笛」というようですね。

私的にはあまり見かけない「笛」という字が3年生で出てくることが不思議な気がしました。


さて今日の一枚は・・・

サクランボの木にこんなものが付いていました。

一瞬、青虫?と驚きましたが、ちょっと違う様で、何なのか調べてみようかと思います。

虫嫌いな方ごめんなさい。


ケセラおばさんの日々是好日

今日の漢字での常用漢字が終わりましたので・・・ 元々大好きな、空や植物や動物を見つめて行こうと思います。

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