新*今日の漢字* 「転」
昨日の暑さとは打って変わって過ごしやすい日となりました。
では・・・
新*今日の漢字*
「転」 音読み テン 訓読み ころ(がる げる がす ぶ)
画数 11画 部首 車
では常用字解で調べてみましょう。
形声 もとの字は轉に作り、音符は專(せん(専))。
專は橐(ふくろ(惠の心なし))の中に物を入れて、手(寸)で搏(う)って固めること
をいい、まるめるの意味がある。
まるめたものはまわりやすく、ころびやすいものであるから、車輪のまわることを轉と
いう。
それより「まわる、めぐる、ころぶ、ころがる、うつる、かわる」の意味に用いる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 旧字は轉に作り、声符は專(せん(専))。
專に團(だん(団))・傳(でん(伝))の声がある。
專は橐(ふくろ)のなかのものを手でうち固めることをいい、まるめる意がある。
[説文]十四上 に「運(めぐ)るなり」、[繋傳(けいでん)]に「還(めぐ)るなり」と
あり、車輪の転運すること、それよりしてすべてことの転移・転変することをいう。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「転」はもともと「ふくろの中のものを手でうち固めること(まるめる)」をいったようですね。
まるめたものは回りやすくころがりやすいと広がって行って今のような意味になったようですね。
さて今日の一枚は・・・
ちょっと中心からずれていますが、中央左下あたりにミョウガの芽が写っています。
このそばにはすでに草刈りで刈られてしまった芽もありました、がんばれ!
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