新*今日の漢字* 「氷」
携帯のポイントで掃除機を買いました。
古い掃除機の紙パックが無くなったら、使おうか、それとも・・・
と考えています。
では・・・
新*今日の漢字*
「氷」 音読み ヒョウ 訓読み こおり ひ
画数 5画 部首 水
では常用字解で調べてみましょう。
象形 もとの字はひょう(上下に人が二つ)に作り、氷が凍っている形。
のち水を加えて、氷の字形となった。
金文には冰(ひょう)の字形があるが、水は流れている水の形で、小さい水の流れを表
し、小さい水の流れは凍りやすいので、水の橫に氷のかたまりを二個つけている形と
みられる。
「こおり」のほかに、「こおる、つめたい」の意味にも用いる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
象形 正字はひょう(上下に人が二つ)に作り、氷が凍っている形。
[説文]十一下 に「凍るなり。水の冰(こほ)るの形を象(かたど)る」(段注本)と
いう。
また別に冰(ひょう)の字を出して「水堅きなり。ひょう(上下に人が二つ)に從ひ、水
に從ふ」とするが、二字を別の字とすることは疑問である。
ひょう(上下に人が二つ)は用例なく、冰は斉(せい)器の金文[陳逆(ちんぎゃく)
き(皀殳)]に「冰月」の語がある。
[説文]十一下 はまた「凝、俗に冰は疑に從ふ」と凝と同字であるとするが、漢碑(かん
ぴ)には冰霜と凝成のように、これを各々別の字として用いている。
[唐石経(とうせきけい)、書、君牙(くんが)]「春、冰を渉(わた)る」の冰は[詩、
小雅、小宛(しょうえん)]「薄冰(はくひょう)を履むが如し」にも同じ字形がみえる。
[蛾術編(ぎじゅつへん)]に、冰を魏(ぎ)・晋(しん)の人を偽造した字とするが、すで
に列国期の斉器の金文にみえるじであるから、これを疑うべき理由はない。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「氷」はもとは「ひょう(上下に人が二つ)」と書かれ、
のち「水」+「二個のこおり」をつけて、「冰」となったのですね。
そこから今の字となったようですね。
さて今日の一枚は・・・
ブルーベリーの実が大きくなってきました。
今年はたくさん収穫できそうです。
早起きの鳥たちに採られない様に私も早起きをしなくては・・・
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