新*今日の漢字* 「返」
今日は上の孫は遠足で江ノ島水族館へ・・・
下の孫は幼稚園の創立記念日でお休みなので、ママとしながわ水族館へ出かけました。
水族館好きの私ですが、今日は自治会の回覧物や配布物の仕分けがあってお留守番です。
では・・・
新*今日の漢字*
「返」 音読み ヘン 訓読み かえ(す る)
画数 7画 部首 しんにょう
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は反(はん)。
反は急な崖(がけ(厂(かん)))に手(又(ゆう))をかけて攀(よ)じ登ろうとする
形で、身体がひっくりかえる、かえることをいう。
辵(しんにょう)には走る、行くの意味がある。
「かえる、もとへかえる、かえす、もどす」の意味に用いる。
反が多く反逆(そむきさからうこと)の意味に用いられ、帰るの意味には返を用いる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は反(はん)。
反は崖(がけ)に手をかけて攀じ登ろうとする形で、身体がひっくり返ることをいう。
[説文]二下 に「還(かへ)るなり」とあり、反の亦声(えきせい)とする。
金文の[頌鼎(しょうてい)]に「瑾璋(きんしやう(玉器の名))を反入(へんなふ
(返納))す」とあって、反を返の意に用いており、また[書、西伯戡黎(せいはくかん
れい)]に「祖伊(そい)、反(かへ)る」とあり、[敦煌本残巻(とんこうほんざん
かん)]も同じ。
金文では反を多く叛(はん)の意に用い、往返の字としてのち返が作られた。
返還の意より、返魂・返照のように用いる。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「返」に含まれる「反」の意味より「身体がひっくりかえる、かえる」と「辵(しんにょう)」の
意味より「走る、行く」を合わせて「かえる、もとへかえる、かえす、もどす」の意味となるのです
ね。
古い時代「反」と「返」は通用していて、のちに往返の字として「返」が作られたのですね。
さて今日の一枚は・・・
こちらも数年前に100均で購入したサンスベリアの増えた株(右後方)も元気に大きくなっていま
した。
よく見ると・・・葉の先の方が・・・アップの写真は明日。
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