新*今日の漢字* 「勉」
今日は暑くなるそうですが、昼頃に甥の行事のお手伝いをしてくれる方々と会って、
午後4時ごろには歯医者さんの予約があります。
では・・・
新*今日の漢字*
「勉」 音読み ベン 訓読み ---
画数 10画 部首 力
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は免(めん)。
力(りょく)は耒(すき)の形であるから。農業の仕事につとめることを勉といい、
のちすべて「つとめる、はげむ、はげます」の意味となる。
免は分娩(ぶんべん)する(子を産む)ときの姿勢で、分娩するときも、つとめ、はげむ
必要があった。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は免(めん)。
力は耒(すき)の形。
農事につとめることをいう。
[説文]十三下 に「つと(弓畺)むるなり」とあり、[段注]に「凡(およ)そ勉と言ふ者
は、皆相迫るの意なり。自ら勉る者とは、自ら迫るなり。火とを勉る者とは、人に迫る
なり」という。
[中庸、二十]に「勉強して之(これ)を行ふ」とあり、勉とは自ら勉励することをいうと
するが、字は耒の形に従い、もと農耕につとめることをいう。
免は俛(ふ)す形をいう字で、その作業の姿勢をいう字である。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「勉」はもともとは「農業につとめる」ことをいったようですね。
字統の解説よりも常用字解の後半の解説がより詳しくなっているのは後から何か見つかったのでしょ
うか。
さて今日の一枚は・・・
昨日のサンスベリアの葉の先に取って付けたようなトゲがありました。
これだけでは身を守れないような気もしますが、遠い過去の名残なのでしょうか。
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