新*今日の漢字* 「葉」
今日は実家の母の四十九日の法要でした。
横浜で法事を行うのですが、約半数に人数を要する我が家のために、
マイクロバスのスタートを我が家の近くにしてくれました。
我が家の近くから葬祭場のある横浜の西谷へ向かい、法要後・・・
我が家の近くにある実家のお墓に納骨、そして近くでお清めの食事。
帰りのタクシー代も姉にいただいて、帰宅となりました。
では・・・
新*今日の漢字*
「葉」 音読み ヨウ 訓読み は
画数 12画 部首 艸(くさかんむり)
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は枼(よう)。
枼は木に新しい枝が三本伸びている形。
その枝の上のものを葉といい、「木のは、は」の意味となる。
葉は薄いものであるから、すべて薄いものの意味に用い、一そうの舟を一葉の舟といい、
紙の枚数を数えるとき、一枚を一葉という。
枼はよ、世代の意味に用いることから、葉は「よ、世代」の意味に用い、中葉(なか
ごろ。なかごろに時代)という。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は枼(よう)。
枼は木に新しい枝の出た形で、その枝の上のものを葉という。
[説文]一下 に「艸木(わうもく)の葉なり」という。
葉は薄いものであるから、すべて薄いものの意に用いる。
[詩、商頌(しょうしょう)、長発(ちょうはつ)]「昔、中葉あり」の[毛伝]に「世なり」
とあり、金文では百世を百枼としるし、その義に用いる。
世・枼・葉は古音の近い字であった。
地名や人の姓のちきに葉県(しょうけん)・葉公(しょうこう)のように、ショウの音で
よむ。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「葉」の中の「枼」は「木に新しい枝が三本伸びている形」だったのですね。
木の上のものを葉といい「木のは、は」の意味になるのですね。
そして、「葉はうすいもの」の意味から、舟一そうを一葉、紙の枚数も一葉というのですね。
また金文では百世を百葉として「よ。世代」もあらわすようですね。
さて今日の一枚は・・・
先日実家へ行った時マンション横の植え込みに咲いていたカシワバアジサイです。
ほんのりピンク色できれいでした。
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