新*今日の漢字* 「管」
今日も外孫を預かっています。
今日は少し涼しかったので、外孫と40分ぐらいお散歩をしました。
近くの公園の草むらで体長10cmぐらいのショウリョウバッタを見つけました。
当然、捕まえて孫の目の前に持って行き見せました。
そして、当然、何のことやらわからずにキョトンとしている孫をしりめに・・・
バッタは羽を広げて飛んで逃げて行きました。
では・・・
新*今日の漢字*
「管」 音読み カン 訓読み くだ
画数 14画 部首 竹かんむり
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は官(かん)。
管は竹の「くだ」で、孔(あな)を開けて楽器をして使用する。
管はその穴が細く、小さな孔のくだをとおしてみても狭い範囲しか見えないので、見聞・
見解の狭いことを管見・管窺(かんき)という。
「ふえ、つつ」などすべて細長いくだのようなものをいい、管楽(管楽器で演奏する
音楽)・気管(喉から肺までの円い管)・土管(粘土を焼いて作った管)のように使う。
管制(国家が自由な活動を制限すること)・管理(とりしきること)のようにいうのは、
官(かん(つかさどる))の音と意味によるものであろうと思われる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は官(かん)。
竹管の楽器をいい、[説文]五上 に「篪(ち)の如く六孔」という。
重文として琯(かん)をあげ、舜(しゅん)のとき、西王母(せいおうぼ)が来たって
白琯を献じたという話をのせている。
また[西京雑記(さいぎょうざっき)、三]に、漢の高祖(こうそ)が咸陽宮(かんようきゅ
う)の庫府に赴いたとき、長さ二尺三寸、二十六孔の「昭華(せうくわ)の琯(くわ
ん)」という玉管があり、これを吹けば車馬山林の姿が月継にあらわれてくるので、
高祖がみて驚嘆したという話をのせている。
白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「管」はもともとは「竹のくだ」で、孔をあけて楽器としていたようですね。
また、その細い穴を通して周りを見ても狭い範囲しか見えないので、「管見・管窺(かんき)」と
いうように使われるようですね。
なお、管制・管理の使われ方は「官」の音と意味によるもののようですね。
さて今日の一枚は・・・
人見知りの真ん中猫のフクは最近、舌をしまい忘れることが多くなりました。
昨夜寝る前にすり寄ってきたのでやっと撮影に成功しました。
あわてていたので、袋はは置きっぱなし、耳は途中で切れていますね。
0コメント