新*今日の漢字* 「議」
今朝はというか、昨夜から涼しくなって、過ごしやすいです。
気分よくジムに行って来ました。
では・・・
新*今日の漢字*
「議」 音読み ギ 訓読み ---
画数 20画 部首 言
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は義(ぎ)。
義は犠牲(いけにえ)として神に供える羊に欠陥のないことを確かめて正しいものである
ことをいい、議とは正しい道理を求めて論じはかることをいう。
もとは神に「はかる」ことをいう字であろうと思われ、謀議(計画などを相談すること)
の謀も、もとは神に謀(はか)ることをいう字であった。
わが国の「祝詞(のりと)」の中に「神(かむ)議(はか)りに議りたまひて」(神の
相談することとしてご相談なさって)とあるが、この「はかる」がもとの意味に近い。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は義(ぎ)。
[説文]三上 に「議は語るなり」「語は論なり」「論は議(はか)るなり」とあって、この
三字の訓義循環しているが、字の原義はそれぞれ異なる。
[段注]に[説文]を補説して、「議は誼(ぎ)なり。誼は人の宜しき所なり。言其の宜しき
を得るを之(これ)議と謂ふ」として、字を義の亦声(えきせい)と解し、また[詩、
小雅、北山(ほくざん)]「出入風議す」、[孟子、滕文公(とうぶんこう)、下]「處士
橫議(わうぎ)して、天下亂る」の例を引くが、この議は論難の意で、[段注]の種子と異な
る。
[国語、鄭語(ていご)]に「伯翳(神名)は能く百物を議して、以て舜(しゅん)を佐
(たす)くる者なり」とみえ、この議とはものを譏察して、その実態を明らかにすること
である。
白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「議」は「正しい道理を求めて論じはかる」ですが、もとは「神に謀(はか)る」ことをいったよう
ですね。
さて今日の一枚は・・・
もう何年前でしょう、娘の部屋にあって寒さで枯れてしまったサンスベリアの残った葉っぱから再生
したものです。
再生してから5年ぐらい経っていると思います。
まあ、再生するまでに3年ぐらいかかっていますから、枯れたのは8~9年前でしょうかね。
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