新*今日の漢字* 「泣」
いつもなら、金曜日にジムへ行くのですが、娘家族に車を貸すので今日行って来ました。
人が少なめで、使いたいマシンがスムーズに使えました。
では・・・
新*今日の漢字*
「泣」 音読み キュウ 訓読み な(く)
画数 8画 部首 さんずい
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は立(りゅう)。
立は来母(らいぼ(語頭の子音(しいん)が I ))の字であるが、来母の字には呂が
莒(きょ)、里(り)が悝(かい)となるように語頭の子音がKに代わる例が多く、立
(りゅう)が泣(きゅう)となるのもそれと同じ例である。
声を出さずにしのび泣き、涙が尽きて血が流れるほど悲痛をきわめるほどを、泣血と
いう。
[説文]十一上 に「聲(こゑ)無くして涕(なみだ)を出(い)だす者を泣と曰ふ」と
あり、「なく」の意味とする。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は立(りゅう)。
立は来母(らいぼ)の字であるが、来母の字に呂(りょ(莒(きょ))・婁(る(窶
(く)))・里(り(悝(かい)))など、音の転ずるものがある。
[詩、小雅、雨無正(うぶせい)][易(えき)、屯卦(ちゅんか)][礼記(らいき)、檀弓
(だんぐう)、上]に「泣血」の語があり、[礼記、檀弓、上]に「高子皋(かうしかう)の
親の喪(も)を執(と)るや、泣血(きふけつ)すること三年、未だ嘗(かつ)て齒を
見(あらは)さず」とあり、[説文]十一上 に「聲無くして涕(なみだ)を出す者を泣と
曰ふ」(段注本)とする。
[素問(そもん)、五蔵生成論]に「血、脈に凝(かたま)る者を泣と爲す」とあり、その字
は粒(りゅう)声によむ。
血滞と関係のある語かもしれない。
白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「泣」は「説文に「声無くしてなみだを出す者を泣といふう」とあり、「なく」の意味とする。」と
説文解字と同じ見解のようですね。
さて今日の一枚は・・・
息子家族にかわいがられ過ぎにいちごは「セーラーいちごニャン」になって、黄昏ていました。
それとも、泣いてるの?・・・いや・・・鳴いてるの?
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