新*今日の漢字* 「給」
今日は甥っ子の夕涼み会が16時半から始まるのですが・・・
お天気が微妙で主催者側の責任者の方は悩ましいことだと思います。
ちなみに、準備は13時半からです。
では・・・
新*今日の漢字*
「給」 音読み キュウ 訓読み ---
画数 12画 部首 糸
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は合(ごう)。
合に翕(きゅう(あつまる))の音がある。
合は金文では答(こたえる、むくいる)の意味に使われていることがあって、他人から
もらったものと同じだけのものを与えるの意味に使われている。
給は目上の者が与える(たまう)という意味がもとの意味で、のちすべて「あたえる」、
さらに「たす、みたす」という意味に使われる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は合(ごう)。
合に翕(きゅう)の声がある。
合は金文において答の義に用いられていることがあり、反対給付的な意味をもつもので
あったと思われる。
[説文]十三上 に「相足(た)すなり」とあり、足らざるところに充足することをいう。
戴侗(たいどう)の[六書故(りくしょこ)]に繭を煮て糸をつむぐとき、数糸を合わせて取
ることを給といい、ゆえに給足・供給・の意とするが、賜給を原義とする字であろう。
すべて上よりして命じ、下よりして事(つか)える意がある。
給事の語は[墨子(ぼくし)、雑守]にみえ、給事を速やかにすることから敏速の意となり、
[荀子(じゅんし)、非十二子]に「齊給便利(せいきふべんり)にして禮義に順(した
が)はず」の語がある。
急速にしてなりふりかまわぬことをいう。
またせかせかとしてわずらわしいことを給数(きゅうさく)といい、[荘子、天地]に「聰
明叡智、給数にして以て敏なり」とみえる。
すべて給賜・給事の意から引伸した義である。
白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「給」はもともと「目上の人が与える」という意味でのちにすべて「あたえる」、さらに「たす、
みたす」という意味になったようですね。
さて今日の一枚は・・・
今日のイベントで使うために作ったいびつな「×」どう使うかは明日のお楽しみです。
うまくいくのか、ちょっと心配ですが、「表向きの初めの一歩」を頑張ってみようと思います。
ちなみに、「個人的な初めの一歩」はこの「今日の漢字」ですよ、1年以上地道に努力しています。
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