新*今日の漢字* 「健」
今日から下の孫も幼稚園が始まりました。
通常の生活に戻っていきます。
では・・・
新*今日の漢字*
「健」 音読み ケン 訓読み すこ(やか)
画数 11画 部首 イ (にんべん)
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は建(けん)。
建は壁に囲まれた儀礼の場所で方位や地相を占い、測量して建築の基準を作ることを
いう。
外から乱されることがなく、拠点が守られている状態を、人体の上に及ぼして健という。
それで健は「すこやか、たけし、つよい」の意味となる。
筋肉と骨とを結びつけている非常に強いすじを腱(けん)という。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は建(けん)。
[説文]八上に「伉(かう)なり」という。
[淮南子(えなんじ)、斉俗訓(せいぞくくん)]に「伉行(かうかう)して以て奥に違う」
とみえ、衆俗に違うて強健に行うことで、[韓詩外伝(かんしがいでん)、四]に「驕(お
ご)るなり」というような訓も生まれけんかる。
[易(えき)、乾卦(けんか)、象伝(しょうでん)]に健を天道の徳とし、「天行は健な
り。君子以て自ら強(つと)め息(や)まず」といい、君子の徳を称する語となった。
白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「健」は「建」の外から乱されることがなく、拠点が守られている状態という意味を、人体の上に及ぼして「すこやか、たけし、つよい」という意味になったようですね。
さて今日の一枚は・・・
鳥たちの落とし物から発芽した「万両(まんりょ)」と思われる植物です。
「万両」かどうか、判るには何年かかるのでしょうかね。
それまでがんばって育てていきたいと思います。
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