新*今日の漢字* 「康」
昨夜は台風本体から遠いはずの川崎でも雨、風が強かったです。
私の部屋のいわゆる掃き出し窓の網戸は強風が吹くと少しずつ開いて行く困り物ですが、
寝る前に15cmぐらい開いていたのを確認して寝ました。
夜中に突風と思われる音がして・・・
次にガガガガガッ!と違う音がしました。
朝確認すると、窓ガラスの向こうの網戸は全開になっていました。
おまけに、朝5時過ぎ地震等を知らせるアラーム鳴り、少し揺れました。
寝たのだか、寝ていないのだか分からない一夜となりました。
では・・・
新*今日の漢字*
「康」 音読み コウ 訓読み ---
画数 11画 部首 广(まだれ)
では常用字解で調べてみましょう。
会意 庚(こう)と米とを組み合わせた形。
庚は両手で午(杵(きね))を以て穀物をつき、脱穀・精白する形。
下に米をおくのは、米の皮を取り去って精米するの意味である。
古い字形では、米の部分は糠(ぬか)が散っている形であるから、康は糠(こう(ぬ
か))のもとの字であることが知られる。
[爾雅(じが)釈詁(しゃくこ)]に「康は靜なり」とあり、金文に「民(たみ)、康靜な
り」とあって、古くは康に「やすらか」の意味があった。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
会意 庚と米とに従う。
庚は両手で午(杵(きね))をもつ形で、穀物を脱穀精白することをいう。
康は脱穀精白して糠(ぬか)が散っている形である。
[説文]にこの字はなく、糟(そう)こう(禾+康)のこう(禾+康)の重文として康を録す
るが、金文にも多くみえている字である。
[爾雅(じが)、釈詁(しゃくこ)]に「康は靜なり」とする。
金文に[士父鐘(しほしょう)]「康右(かういう(祐)屯(純))魯とを降(くだ)す」、
[毛公鼎(もうこうてい)]「四國を康(やす)んじ能(をさ)む」、[師詢(しじゅん)き
(皀殳)]「民、康靜ならざるは亡(な)かりき」とみえ、康静の語がある。
また金文にこう(广+康)に作るじがあり、廟中(びょうちゅう)の康楽(こうらく)を
いう。
[詩、唐風(とうふう)、蟋蟀(しつしゅつ)]に「已(はなは)だ康(たの)しむこと無か
れ」の句がある。
白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「康」はもと「米の皮を取り去って精米する」いみだったようですね。
そして古くは康に「やすらか」の意味があったのですね。
そうすると、「健康」の「健」は「すこやか、たけし、つよい」、「康」は「やすらか」という意味
なのですね。
さて今日の一枚は・・・
で、すぐに使えなくなりました。
外れそうな液晶画面をセロテープで留めたり、クリップで留めながら使っていましたが・・・
最近いろいろなところで変な作動をすることが多くなり、仕方なく買い替えすることにしました。
新しいパソコンが届くまで、なんとか使えるとよいのですが・・・
そして、新しいパソコンが来ても、すぐに使えるかどうか・・・
そこも心配な文系のおばさんです。
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