新*今日の漢字* 「菜」
昨夜の爽やかな風が強すぎて窓を細くしたぐらいでした。
では・・・
新*今日の漢字*
「菜」 音読み サイ 訓読み な
画数 11画 部首 くさかんむり
では常用字解で調べてみましょう。
形声 もとの字はさい(婇-女+くさかんむり)に作り、音符はさい(婇-女)。
さい(婇-女)は木の上に手(爪(そう)。指先の意味)を加えて、手で木の実を摘み
取るという意味である。
菜は「な、やさい(畑などで作る食用の植物)」をいう。
古くは野菜は神饌(しんせん(神に供える酒と食事))として用いられるもので、[礼記、
学記]に「さい(婇-女+くさかんむり)を祭る」とみえる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 旧字は さい(婇-女+くさかんむり)に作り、さい(婇-女(采))声。
采は草木を采取することをいう。
[説文]一下 に「艸(くさ)の食らふべき者なり」とあり、野菜の類をいう。
[礼記(らいき)、学記]「皮弁(ひべん(礼装の名))してさい(婇-女)を祭る」の
[鄭玄(じょうげん)注]に「さい(婇-女)とは芹藻(きんさう)の屬を謂ふ」とあり、
水草をも含めていう。
凡そ蔬菜(そさい)五味の供薦すべきものを菜という。
白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「菜」は「な、やさい」で、古くは野菜は神に供える酒と食事として用いられたようですね。
確かに、我が家の氏神様お祭りにも神饌物といって地元で採れた野菜と昆布やするめ、カツオ節など
をお供えする習慣があります。
「菜」の意味は長い歴史の間、あまり意味が変わらなかったのですね。
さて今日の一枚は・・・
お姉さん猫のモモの写真を撮ろうか思っていたら・・・
「私は外に行って葉っぱが食べたいのよ。」と言いたげに網戸越しに外を眺めていました。
自由に外を駆け回っていたころが懐かしいね~。
でも怖い病気がうつるかもしれないので、我慢してね。
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