新*今日の漢字* 「参」
夕べ息子が手伝ってくれたので、今日からは新しいパソコンで書き込んでいます。
ここに来る前もいろいろとジタバタしながら構築しなおしています。
まあ、ジタバタも頭の体操と思って頑張ります。
では・・・
新*今日の漢字*
「参」 音読み サン 訓読み まい(る)
画数 8画 部首 ム(む)
では常用字解で調べてみましょう。
会意 元の字は參に作り、厽(るい)と しん(診の言無し)とを組み合わせた形。
厽は三本の簪(かんざし)を中央に集めて頭髪に挿している形。
しん(診の言無し)は跪(ひざまず)いている人を横から見た形に、簪の珠の
光ることを示す彡(さん)さんを加えている形である。
簪三本から「みつ」の意味となり、中央に集めた簪三本の長さがふぞろいでで
あることから「あつまる、ふぞろい」の意味となる。
参詣(さんぱい)は多くの人が集まって寺・神社にお参りすること、ふぞろいな
ことを参差(しんし)という。
数字の三は加筆して変改しやすいので、変改防止のため参をその代用として用い
ることがある。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
会意 旧字は參に作り、厽(るい)と しん(診の言無し)とに従う。
厽は三本の簪(かんざし)を頭髪に挿している形。
しん(診の言無し)は跪坐(きざ)する人の側身形に、簪の玉の光ることを示す
彡(さん)を加えた形。
[説文]七上 に「商星(しやうせい)なり」と星の名とし「晶に從ひ、しん(診の
言無し)聲なり」とするが、金文の字形を見れば、簪飾(しんしょく)を加えた
人の形に彡を加えたものであることは明らかである。
また[説文]の説解を「參商は星なり」とよむ説もあるが、いずれにしても、星の名
とするのは字の初義でない。
簪飾を並列に施すものは齊(せい(斉))、參は簪飾三本を中央に集め、左右の
高低がそろわず、参差不斉(しんしふせい)となるので、参差の意を生ずる。
また集める意より、参稽比較する義となり、[荀子(じゅんし)、解蔽(かいへ
い)]に「治亂を參稽す」という。
参詣とは集まり至ること。
わが国では社寺に参拝する意に用いる。
[史記、子弟列伝]にみえる曾子(そうし)は、名は参(しん)、字(あざな)子輿
(しよ)。
名字は対待の義をもっていえば、参は驂(さん(そえうま))の仮借、従って
曾参(そうさん)と読むべきである。
数としては分数的な表示や特定の名数の時に用いる。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「参」は「三本の簪を挿している人が跪いていて、その簪の玉が輝いている形」を表して
いたようですね。
三本の簪から「あつまる、ふぞろい」の意味になったのですね。
また、数字の「三」に使われるのは、加筆して変改されるのを防ぐためのようですね。
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PCを取り換えたので、うまく使いこなせません・・・
明日が誕生日でして・・・
娘からの早めのプレゼントです。
明日は同じく娘からのプレゼントのマッサージへ行ってきます。
あ~やっぱりうまく使いこなせていません・・・
本日はこれでお許しください。
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