新*今日の漢字* 「松」
何日お休みしたでしょうか。
実は6日から身内のお墓まりに青森へ実家の三姉妹で行ってきました。
末っ子の私は初対面の方ばかりでしたが・・・
あちらの親戚のみなさんに、車での送り迎えや観光と本当に親切にしていただきました。
感謝ですね。
では・・・
新*今日の漢字*
「松」 音読み ショウ 訓読み まつ
画数 8画 部首 木
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は公(こう)。
公に頌(しょう(たたえる))・訟(しょう(うったえる))の音がある。
「まつ」をいう。
常緑の木で、節が多く、高くそびえる姿が愛されてめでたい木とされていたので
あろう。
[詩経(しきょう)、小雅、斯干(しかん)]に「竹の茂がごとく松の茂がごとく
(松の栄えるように)」、[詩経、小雅、天保(てんぽう)]に「松柏(松と柏)
(かえ)の茂が如く」のように、ふるくから祝頌(しゅくしょう(いわいたたえ
ること)の語に用いる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました
形声 声符は公(こう)。
公に頌(しょう)・訟(しょう)の声がある。
[説文]六上 に「松木なり」(段注本)、重文として しょう(上下に容+木)を
録する。
[公羊伝(くようでん)、文二年、何休(かきゅう)注]に「松は猶(なほ)容の
ごときなり」とは、その字形によっていう。
常緑の木で多節にして偃蹇(えんけん)として高くそびえる姿が愛されて、古く
から祝頌詩に歌われ、[詩、小雅、小雅、斯干(しかん)]「松の茂が如く」、[小
雅、天保(てんぽう)]「松柏(しょうはく)の茂が如く」のように吉祥のものと
された。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「松」は古い時代から「松の木」のことのようですね。
しかも古い時代から「おめでたい木」のようですね。
さて今日の一枚は・・・
青森へ行っている間にブーゲンビリアがブーゲンビリアらしくなっていました。
こういう季節に花が咲くのでしたでしょうか?
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