新*今日の漢字* 「焼」
今日はあの大きな台風以来初めてジムへ行ってきました。
では・・・
新*今日の漢字*
「焼」 音読み ショウ 訓読み や(く ける)
画数 12画 部首 火
では常用字解で調べてみましょう。
形声 もとの字は燒に作り、音符は堯(尭)
堯に蕘(じょう(かりくさ))・繞(じょう(めぐる))の音がある。
堯は焼竃(やきかまど)の中に土器(土)を積み上げた形。
これに火を加えて焼きあげることを焼という。
土器を焼きあげることから、のちすべて物に火を加えて「やく、たく」の意味と
なる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は尭(ぎょう(堯))。
尭に蕘(じょう)・繞(じょう)の声がある。
[説文]十上 に「爇(や)くなり」とあり、草木を焼くことをいう。
尭は竈(かまど)の中に土器を積みかさねる形であるから、土器を焼成すること
をいう字であろう。
のちすべて物を焚焼(ふんしょう)し、加熱する意に用いる。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「焼」はもとは「土器を焼きあげること」でしたがのち、すべてのものを「やく」となり、
説文解字のころと意味が変わっていないようですね。
さて今日の一枚は・・・
青森でお世話になった親戚が住んでいる五所川原の立佞武多(たちねぷた)です。
こちらの高さ約23mだそうで、3体収納展示されています、圧巻です。
さらにお祭りの当日は収納されている立佞武多の館の大きな扉が開いてこのまま外へ引き
出され、町内・学校などでつくられる中型、小型のねぷたと合わせ、15台前後が出陣する
そうです。
ちなみに写真には見た目が「漢雲」と書いてありますが、右から「雲漢(うんかん)」と読み、
「天の川」のことだそうです。
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